黒住教神道山・霊苑殿 モニュメント「壺乃舎・藤原」
- 2017.12.20 Wednesday
- 17:07
新宿高島屋での「壺展」で幕を開けた2017年
今年の締め括りは、黒住教神道山・霊苑殿のモニュメント
もともと我が家の窯場二階に貯置かれていた作品達を”生かす”方法をずっと考えていたのですが・・・
昨年の9月に母が亡くなり、それを機に新しく建設された神道山の霊苑殿に我が家の墓所を移した折、霊苑殿を出た所にあった芝生スペースを見て「あの作品達を使ってモニュメントを制作させていただいたら如何だろう?」と
その想いをきっかけに、今年の春に着想
リヨンから戻った5月に何種類かデザイン画を描き、6月中旬に六代教主様に構想の相談させていただき、7月中旬に決定をみて、9月より制作に着手した作品がこの度完成いたしました
11月上旬、基礎工事が完成
左は霊苑殿入り口、右は正面から見たところ
下旬になって枠組みが立ち上がりました
その間我が家では
窯場2階に置かれていた作品を中心に、モニュメントに使用する作品を窯場横に移動し、作品の底に水抜き用の穴を開け、サイズ別に並べて高圧洗浄機で洗う作業をひたすら繰り返す日々
そして作品の枠組みとなる建屋が11月末に完成したのを受け、制作に携わってくださっている建設会社や教団の方々にお手伝いいただいて12月上旬に作品をお山に運び、現地にて組み上げ作業を開始
延べ10日かけて完成
霊苑殿入り口へのアプローチと入り口から見たところ
斜め右側と斜め左側から
こちらは左後ろ側と右後方から
右後方からの写真には、霊苑殿入り口も写っています
そして本日20日午後
黒住教神道山・霊苑殿前にて献納式が執り行われました
モニュメント前に祈念所が拵えられまして
献納式が始まり
玉串奉奠は、僕と妻、黒住教を代表して教嗣・宗芳さん、参列者代表が大元神社宮司の忠親さんの四人
de パチリ
その後茶店にて
お祝いご褒美的「日の出うどん」とおはぎをいただきました
モニュメントの銘は六代・宗晴教主様の命名で「壺乃舎 藤原」
これで、久しく窯場二階の倉庫に眠っていた作品達はモニュメント「壺乃舎・藤原」として生まれ変わり、この地で久しく生かされる事になりました
「お陰様」で「有り難し」とはこういう出来事を指すのでしょうね
六代様は元より、色々な形で構想から完成までの労を取って頂いた忠親宮司様他、関係くださった皆様に感謝申し上げます
ありがたし・ありがたし