祭りも終わり、再び先週の続きへともどりまして、大阪の夜シリーズ第三弾は・・・
そーです、大阪に来てコレだけは絶対に外せないであろう必須アイテム、粉もんの双璧、”お好み焼き”と”たこ焼き”です。
夕方近く・・・
「今日の夜は粉もんで」と昼食後スグに決めてはいたものの「さて何所へ行こうかな?」
暫く考えてたものの良い思案も無く、連休中だったので観光客も多いであろうから”何所”という事ではなく、なんば高島屋から程近い千日前辺りに出張って様子見しながらお店を見繕おうと、取り敢えず”ネギ焼きの美味い店・福太郎”を目指して出発。
でも・ハヤ・しかし、でありますな。
福太郎は無論、僕の知ってるお店はガイドブック片手に訪ねて来たであろう主に中・韓と思われるてんこ盛り観光客の方々にぐるっと取り囲まれておりまして、割り込む余地も無く待ち時間は約1時間。
そんな体力は持ち合わせていないから、比較的回転率の良い(待ち時間の少ないであろう) ”ゆかり” へと向かったのでありました。
ゆかりHPです↓
待つ事およそ15分
もちろんこちらのお店でも僕の2つ前から中・韓と続き、後ろには仏と思われる二人連れを挟んで再び中・中・韓と20名ほど並んでおりましたが段取り良くての → 15分。
やれやれと早めに店内のカウンターに落ち着けたので、まずもってのゲソ焼きとびーるを注文し、引き続きゆかり焼きとお好み焼きを注文。
かつお・青海苔・マヨネーズが必要かどうか聞かれるのでそれぞれの好みで答える。
お目当てのお好み焼きが焼き上げるまでの間びーるとゲソ焼きで一服したので店内の様子やらスタッフの接客やらメニューやらをぼんやり眺めていたら、隣に座った僕達の後ろに並んでいた仏系のお二人。たぶん?ではあるが、一人は大阪在住のフランス人で、もう一人はフランスから彼を訪ねて来たのであろう男性の二人連れ。で、片方の大阪在住と思われる男性が何やらオーダーしようとしているのだがイマイチ要領を得ないでメニュー眺めながらちょっぴり苦戦中だ。
「どうするのかな?」とみていたら、カウンター掛かりのお嬢さんのむちゃくちゃ親切&懇切丁寧な対応で先に注文済みだった食べ物は急遽変更、しかもこの急遽な変更にも厨房は”なんてことはありませんぜ 旦那”といった揺るぎない態度で電撃の対応。
この応対に”ちと日本通である事を同輩に見せつけたかった(ようにお見受けいたしました)”在阪であろう男性も嬉しそう。
う〜ん、やるな"ゆかり"!素晴らしい!これぞ OSAKA のあきんどやっ!
でも、後に彼等の席に出て来たカウンター掛かりのお嬢さんがお勧めの単品やらお好みがナイスチョイス&大いに美味そうであったので「そんな事になるんだったらガイジンだけじゃなく”田舎もん”の俺にも教えろっ!」とジェラシーから一言言いたくなるくらいの接客対応能力(おもてなし)でありました。
てな事考えているうちに僕達のお好み焼き登場
「ゆかり焼き」美味そうでしょう、美味いです。
こちらは食べてはいませんが「御堂スジ」なる食べ物
名前の由来は → スジの櫛が三本並んで入っているから。
大阪らしいネーミングセンスな一品です。
と、楽しくも大阪らしい活気の在る"ゆかり"を後に向かったのはたこ焼きの"わなか"。
チーズたこなのですが、画像寄り過ぎ&具材が多いのでなんだか判りませんね
ここん家のたこ焼きは好きだなぁ〜。
今回は醤油味、トッピングはネギでしたが、お店の脇で立ったまま”はふはふ”しながらやっつけるのはホントに楽しい。
「大阪の街は食い倒れ」→ まんまだけれど 実にそうなんですよねぇ〜。
焼きを頬張りながら賑わう街を眺めつつ「大阪って好いな」と静かに呟いた夜でした。