陳列終了

  • 2011.12.01 Thursday
  • 06:04
 
陳列終了いたしました

午前11時から始まった打ち合わせを終え、昼食を挟んで明日の講演会の件では、前回の講演会に続き担当のマスネリさんと通訳の越貞さんにお世話になりつつ夕方まであれこれと内容を詰め、会場に戻ってからこちらの担当者・八木さんと明日の段取りを確認し、パネルやなんかの翻訳してくれたフィリップスさんと作品の話をして後表に出ましたら・・・


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エッフェル塔がライトアップされておりました

前回の講演会の記事です↓(これは1ヶ月分のURLで・記事は5月5日のところにあります)
http://zikisai.jugem.jp/?month=200905 

只今現地は午後10時を回ったところ

明日ライティングや花の生け込みを終えて最終確認が出来たら、夕方からは本番の講演会とレセプションが待っているので、早めに寝るといたします


 

展示会場の風景

  • 2011.12.02 Friday
  • 18:44

 Paris 日本文化会館、展示会場風景です。

足を踏み入れた途端は少々暗めに感じますが、3分もすれば目が慣れて作品がぐっと引き立って見えてきます。

 
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エントランス側から見たところ
 
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会場奥からエントランス側を望む

エントランス入ったら正面に展示会の案内パネル・備前焼の紹介パネル・啓・雄・和・三人の紹介パネルと続き、読みながら進むと導線なりで会場が左側に出現します。

お花はParis在住の華道家・久保田さんにお願いしまして


 
こんな感じです

久保田さんはちょっと前の YouTube 映像でご紹介です↓
http://www.youtube.com/watch?v=kMgD6cf2q-8 

という事で、昨日は日本文化会館が本展会場以外に1Fフロアーにもアイキャッチ用の展示スペースを設けてくれていたので11:00に会館入りし、本会場・展示スペースの両方の準備があらかた出来上がったのが15:00頃、それから少々最終の手直しを加えた後、当日の一般開場は16:00時。

18:30から一時間半の講演会があり、20:00からはレセプションが行われたため、なかなか長い一日になったのでありまして、さすがにバタンQ。

通訳してくれた武貞さんの知ってるシラク前大統領お気に入りだったというお店で遅い夕食を済ませてアパートに戻り、気がついたら朝を迎えておりました

<Le Concert de Cuisine>
この方のブログが奇麗だったのでこちらよりご覧ください↓

http://tonomariko.exblog.jp/15163210/ 

 

MAILLE・・・すごい!

  • 2011.12.03 Saturday
  • 14:22
 
国内でもそうなのだけど、海外に出ても仕事場が中心というか、目的から目的へ移動する直行直帰の習性が邪魔をしていて、買い物に行っても本屋さん以外はおよそ寄り道などしないもんだから”観光”とか”ウインドーショッピング”などには全く縁遠い僕。でも今回は好奇心一杯 & 情報収集に長けている妻と一緒だから、普段だと横目で眺めて通り過ぎるだけで入る事なんか絶対に無いであろうお店や、僕のフィールドには存在しない場所に連れて行ってもらえるのだ

で、昨夜ご飯を食べに行く途中に通りすがったのがマスタードといえば有名なこちらのお店
 
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日本でもお馴染みの「MAILLE」

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正面右側のディスプレイはとてもよく出来たクリスマス仕様でありまして

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棚は驚くほど多種多様なマスタードで埋め尽くされていて
 
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可愛いマスタードポットも沢山あります
 
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そんな中、一番目を引いたのがこのマスタード・ディスペンサー

取手を引くとマスタードが”にゅるにゅる”っと出て来て瓶詰めしてくれるという優れ物
人に一番身近な食の文化

マスタード一つにも5感が喜ぶ舞台を用意しているこの国の人々の感性に”フランス”の豊かさを感じる事が出来たお店でありました。

妻よ、ありがとう!

MAILLE HP↓

はちみつ屋さんです

  • 2011.12.04 Sunday
  • 04:50
 
昨日のマスタード屋さんから徒歩3分くらいの所にある老舗のはちみつ屋さん

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「LA MAISON DU MIEL」

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僕には何がどうなんだかさっぱり判らないほど沢山の種類の蜂蜜が種別に並べられておりました

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ディスプレイも何気に可愛い

Paris 全体がクリスマス一色に染まっていて、こっちの人達が家族連れで楽しそうに買い物したりシャンゼリゼ通りに並んだこの季節限定で出店されている屋台的なお店を恋人同士で冷やかしながらそぞろ歩いている姿を横目で眺めていると、なんだかセワシナイ気分になるのは日本人だからなのだろうか?

明日明後日、文化会館はお休みなので少し郊外に足を運んでみます。


東京晴海のビーナスポートにある出店のHPです↓
http://www.maisondumielnamiki.net/index.html


 

竹内館長 & カルロス・ゴーンさんご夫妻 de ビックリ!

  • 2011.12.04 Sunday
  • 06:37

日本文化会館の展示会はなかなか盛況で、毎日400人〜500人+αくらいの方々(僕が不在時間は判らないのでもっとかも?)ご覧頂いておりますのと、こちらの方々は向学心が旺盛というか知的好奇心が有り過ぎるくらいお持ちの様で、僕が会場に居る間ずっと質問攻めに合っている上に、ただ静かに鑑賞している人達にも警備担当のおっちゃん(*注)が「ここに作品を造った藤原さんが居ますよ!」とアナウンスしてくれるものだから、通訳でもないのに会場に付き合ってくれている仁木さんは大わらわ

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警備のおっちゃん、常に手前右側に陣取ってニコニコお客さんに接してくれています

会場ではご来場いただいた皆さんが積極的にアプローチしてくれるので、当初は「頑張って備前焼を広く知ってもらうようにしなければ!」と意気込んでいたものの、こちらからの努力をしなくともどんどん広まって行くのが実感として手応えで感じられるし、何をどんなに聞かれても嬉しいばかりの時間だから、毎日が「あっ」という間に過ぎて行く


*このおっちゃん陶芸(日本文化)にかなり興味があるみたいで、僕の説明を聞いた側から記憶しているようで、最終日くらいになったら僕の代わりに説明してくれそうな勢いなのだ

そんなバタバタ時間を過ごしていた今日、会場である日本文化会館の竹内館長がお客さんをご案内してやって来られまして、手招きしながら「和さん、カルロス・ゴーンさん で、こちらがこの作品を造った藤原さん 」と僕とゴーンさん双方向にご紹介。

う〜ん、前置き無しで突然のカルロス・ゴーンさんご登場はキツイ!。

とは言え、あんぐりしててもしょうがないので、たちまち会場のご案内をいたしましてぐるっと一回り(英語なので助かりました)

楽しんでいただけたのかどうかは???なれど、社交辞令にしても「とても素朴で、プリミティブ&モダンな造形が素晴らしい!」と言ってくれたので多分良かったんじゃないのかなぁ?と、自分に思い込ませつつお見送り

お見送りしてからしばらくして、柄にもなく少々緊張してたのか?ノドに乾きを覚えたので自販機のある場所まで移動したら、お見送りを終えたらしい竹内館長が「お茶でもいかが?」と誘ってくれまして


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日本文化会館のお茶室にて、竹内佐和子館長です。

お抹茶とお菓子、それぞれおかわりしていただきました。

お菓子は近頃日本文化会館の近所にオープンした甘味処「和楽」さん謹製で、聞けばマイNo1フェイバリットである”どら焼き”が美味しいお店らしい

こちらです↓

http://www.ovninavi.com/walaku

てなことで、あれやこれやで週末を迎えて、明日明後日はお休みなのでコローが愛したという Paris 近郊の町まで出かけて来ようと思います。

 

赤木曠児郎先生にご馳走して頂きました

  • 2011.12.05 Monday
  • 01:06

郷土の大先輩、赤木曠児郎先生ご夫妻です
 
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場所はこちらの「松ちゃん」という焼肉屋さん↓

「ぼちぼち日本食が食べたいであろうし、若いからきっと肉がええじゃろ?」というお気遣いくださったチョイスで連れて行ってくれた焼き肉店
オリジナルの”松ちゃん”赤ワインをいただきながら、先生がこちらに来られてから今日まで在仏50年のお話やら、絵画はもちろん美術家の在り方や”若者よ頑張れ!”的激励もいただきました
 
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僕が手に持っているお皿は「このお店に来た有名人はこの皿にサインするのが習わしだから君も書きなさい」といってお店の人に持って来てもらって、持たされたお皿

でも、僕の記憶では壁に掛かっていたのは5枚くらいで、Gakuto とかそういう有名人のサインプレートだったので、お店の人と顔見合わせて互いに”どうすればよいものやら?”な空気が流れた

因に「先生が書けば良いじゃないですか?」と言ったら、「わしゃー、そねぇーな こたー せん」とベタな岡山弁が”キッパリ”とした口調で返って来まして・・・

今年で喜寿を迎えたであろう赤木先生 → ご健在です。

ご馳走さまでした。 感謝!

先生についてはこちらが良いかと↓  

Paris の休日

  • 2011.12.05 Monday
  • 06:18
 
今回の Paris展では、準備・本展・後片付け、となんだかんだで半月ちょい滞在するのですが、まとまったお休みがあるのは今日と明日の二日間。

どうしようかなぁ〜?とも考えず、まぁ寝てりゃ良いか!な僕に対し、アクティブな妻はこっちに来てからお誕生日にプレゼントした ipad を駆使してあれこれと調べていたらしく・・・

Parisの旅行社の方が書いたブログでこんな所を見つけて

http://www.etangsdecorot.com/

で、こちらがそのブログその(1)とその(2)↓
http://www.voyages-alacarte.fr/jp/content/view/735/132/
http://www.voyages-alacarte.fr/jp/content/view/737/132/


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リゾートとか、スパとかといったお洒落なお宿なんてのは全く縁のない僕なのですが・・・

妻に引かれてなんとやら、この時期にしては珍しく雨模様、暗雲立ちこめる中エッフェル塔が正面に一望出来るトロカデロ駅から行って参ります。


 

Paris の休日(1)

  • 2011.12.06 Tuesday
  • 02:25
 
そんな訳でやって来ましたホテル&スパ

トロカデロ駅からセーブル駅まで9番線で20分くらいの乗車時間に、そこからタクシーで10分弱という身近な場所にありまして、電車は回数券で一枚120円にタクシー代金が10€+α程度という移動費も掛からないお気楽な場所にある施設なのです

*セーブルとベルサイユの間くらいに位置しているので、どちらにも車なら10分以内(自転車で20分)で行けちゃいます
 
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で、到着してみればなんちゃない外観なれど<2011 ☆☆☆☆>がど〜んと光ってたので、こんな所に僕が入っても良いのだろうか?と怯えかけてふと玄関右側の壁を見やると
 
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宿賃が掲示されていたため、少し安心

そこに1泊2食・スパ&ナントカ付きのパックだと妻が言っていたのを思い出したので、も一つ心安らいでの入場となりました
 
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こじんまりとしたフロントには彼女の他4人くらいのスタッフが居て、彼女以外は自国オリジナルらしき人々で構成されていましたが、みなさんなんともまぁナチュラルに親切

チェックインした後は、取り急ぎ妻がスパに行くということでついて行ったのですが・・・

ここでの経験は僕のキーボードからでは巧く書けないので、昨日の旅行社さんのブログ(2)をご覧くださって適当にご想像ください

そして迎えた少し遅めのお昼ごはん
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フロント脇、ワインボトルで仕切られた長い通路を行くとバーラウンジがあり、右手奥にある階段を下りるとレストランが出現する
 
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コローがモチーフになっているこのレストランには、正しい緊張感が隅々にまで溢れていて誠に気持ちがいい空気が漂っておりました
 
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お水頼んでパンが来て、鱸が運ばれて来たので一口食べたら、鱸の下から野菜やら何やら沢山出て来た

地味な言い方なのですが「本当に美味しい」のでありまして、今風に「ウマッ!」とか「*`;「」^ー『$%&?!(意味不明です)」などどいう表現にはまったく当て嵌まらない、「ジス・イズ・旨い」のであります
 
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お給仕さん達の出で立ちは”画家スタイル”をアレンジしている様なのだけれど、勘違いしている人がやらかしたデザインにありがちな”嫌み”がなくて素敵です
 
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妻のデザートはチョコレートでコーティングされたアイス

こちらも美味しかったらしく、エスプレッソ飲みながら「二人してなんだか特別な所へ来てしまったようだね」と、滞在三時間少々、すでに幸せ気分になった移動から昼食までのご報告でした

 

paris の休日(2)

  • 2011.12.07 Wednesday
  • 02:50
 
迎えた夕食
 
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昼食をとったレストランに下りて行く階段のも一つ向うにあるエレベーターで降下すると、狭い踊り場にドア2枚の空間があって

 
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でもドアの中はゆったりと広い空間で、壁面全体にワインがストックされており、なかなか趣きのある造りになっていた
 
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ロゼもらってから、前菜となる妻のオーダーしたサーモンと僕のフォアグラ

結婚式やパーティーでたまに頂くけれど、自ら進んで注文したのはいつだったのか?・・・記憶にない

この後はメインの魚とお肉


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鯛にランプ肉です
 
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そしてこちらがこのホテルのオーナーでもあるカティアールご夫妻渾身のワインと自家製チーズの盛り合わせ

楽天ですが↓

http://www.rakuten.ne.jp/gold/bon-repas/wine/b_888_cantelys.html

いただいたのは2007年でしたが、まぁなんとも幸せに美味しく、こちらも能書き要らずのワイン

この宿の設えは → 脱帽です!


 

Paris の休日(3)

  • 2011.12.07 Wednesday
  • 05:45
明けて二日目

心地よく就寝し、目覚めたら朝の6時に少し前だったので、今回の小旅行ブログ用写真を Mac で纏めたり、画像の処理をしたりすること約二時間、やっと周辺に明るさが出て来たので待望のお散歩に出掛ける事にいたしまして

その前に朝食を・・・

 
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昨日夕食をとったレストランへ再び

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一見シンプルなバイキングテーブルですが、一つ一つのアイテムにいろいろと気遣いが見え隠れ

豊かでバラエティ一杯の食材が揃い踏みです

 
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バターは Bordier、ヨーグルトは Ferme des peupliers ときて、ジャムの alain milliot に至ってはパンに吸い込まれてゆきました

上から順にバター・ヨーグルト・ジャムのご紹介です↓

*あまり詳しく調べていませんが大方は日本で購入出来ますようなので、ご興味の有る方はチェックしてみてください

そして待望のお散歩タイム
 
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中庭に出て

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野生のシクラメンと赤い紫陽花が美しい姿で癒してくれます
 
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中庭側から見た文化財に指定されているという旧貴族酒場とホテルの母屋
 
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コローがそぞろ歩いたであろう湖畔の道を僕も歩きます

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二枚しかのせられませんでしたがいろんな草木が生息しておりまして、僕は初めてでしたが”まさしく”クリスマスツリーである柊も自然な姿でそこに在りました

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こんな風景がコローの絵にも描かれてましたね
 
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未だ明け初めし湖畔には釣り人の姿も多数あり、お散歩する人達に連れられたワン達も闊達に走り回っておりました

なんだろう?幸せで豊かな時間の風景です
 
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して湖畔を歩く事30分
 
地平線からぐぐぐっと背伸びして来た太陽が辺りを照らし始め
 
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吹寄せられた落ち葉が美しい憧憬を描く湖畔の端っこには、コローの碑が建てられておりました
 
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朝日に映える旧貴族酒場

妻に引かれて今回のホテル&スパでしたが、何ともはや、僕の人生観が変わるほどの柔らかなインパクトでありまして・・・

本日は、僕の53回目の誕生日

普段のバタバタ暮らしをしている日本で誕生日を迎えたらこんな感慨は生まれないのでしょうが、今までこれといった大病を患う事も無く、家族みんなが健康で、多くの先輩・後輩・友人に恵まれて今日まで生かされて来た我が身をこの素晴らしい環境の中で想い・振り返ると、ホントに有り難く・・・

藤原家はもとより、今日まで僕に携わっていただいた皆さん

ありがとうございました

心よりの感謝を申し上げます

そして、これからも宜しくお願いいたします

2011年12月6日 Parisにて

 

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