今年は1月に行われた自身の新宿高島屋での展覧会以来上京していなかったのですが、東北大震災復興チャリティーイベント de お食事会 & ホテルニューオータニの大谷社長のお誕生日祝いに出席するため、半年ぶりにお出掛けしてまいりました。
場所はタワー4Fのトレーダー・ヴィックス。
HPです↓
http://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/vics/index.html
今回出席されていたメンバー30人ほどの方々とは知り合って10年くらいなのですが、皆さんのお人柄なのか?この集まりはとてもフレンドリーなセットアップがなされているので、僕も気楽に甘えさせていただき、この春から藤沢に住んでいる次女と在京の長女も参加させていただいて、便乗型でプチ家族団欒タイムを併設させていただきました。
会の始めには、出席者の皆さんからお誕生日の御祝いの言葉の他、この度の大震災のことやら政治の話やらそれぞれのお立場から、想い・行動し・これからの未来を見据えたお話をうかがう。
僕は陶芸家なので?政治とか経済とか難しい事は語れないし、語るべく立場でもないのだけれど、どう考えても今の政治はおかしい。
おかしいというのが適切でなければ、恥ずかしいとか、みっともないとか、破廉恥であり、低俗なレヴェルで政治と言うゲームをしているように見え、誰かが何かを力説してみたところで、部活でディベートしている学生くらいにしか見えないのが悲しい。
民間が一生懸命取り組んでいる大震災の復興支援。
政府も官僚も精一杯頑張ってはいてくれているのだろうけれど、民間の人々がやっている現場ほど他方からは情報が聞こえて来ないし、現場とはかけ離れたところで訳分らん企画やコメントが次から次へと連発されるので、どんなに努力しているのかがほとんど伝わってはこないし、理解できない。
何なんだろうなーこの国は。
ちょっと話は戻るけど、一昨日の夜、同業の人少数と話をする機会があったのだけれど、あまりにも近視眼的レヴェルなトークだったから、ぼんやり暮らしている僕には珍しく切れかけて、ぶん殴ってやろうかな気持を抑えるのにとっても苦労した。
この不快感は一夜明けても僕の気持の中に澱のように残っていて、上京する間もホテルに着いてから会場に着くまでにも切り替える事が出来ず、皆さんに不快な思いを伝染させてはいけないので最初の内はあまり楽しめなかったのだけれど、会が進むにつれ、参加者の人達と歓談して行く内に一つ一つが融解して行くのを感じられ、終わる頃にはとてもリラックスしていた僕がいた。
ありがたいなぁ〜。と寛容な気持ちになれたのだけどしかし!、言葉が上手く選べないけれど、もう少しプライドを持てよ!
プライドという言葉が理解しにくいなら、自分の職業とか自分のアイディンティティに対する覚悟を持てよ!
僕たちが生きていて、いろんな人達と知り合えて一緒に関われる時間なんてとても短いんだから、あいつがどーした、こいつがどーしたなんて事なんかどうでもいいだろっ!。
そういうみっともない言い方をする奴は大っ嫌いなんだよ!俺は!。
と、あえて言っておきたい。
僕自身が出来る事なんて小さいし、昨夜集まっていた人達に比べると情けないくらい地味だけれど、たくさんのファンの方々に支えられて現在の藤原家が在るという事は、僕じゃなきゃ出来ない事も有るという現実だろうし、そう考えて生きてく事が存在意義だと考えてるから一生兼命生きてるんですよ。
たった24時間の間に、国を憂い・考え・実行している人達と、目先のことしか見つめる事の出来ない(違うかもしれないけどね)人と出会う。
人生は深いなぁ。
大谷社長おめでとうございました!
皆さん、楽しい時間を本当にありがとうございました。 感謝!