贅沢で奇妙なおじさん達の夜

  • 2011.06.05 Sunday
  • 12:14
 
6月に入りまして、皆様いかがお過ごしでしょうか?。

10日ほど続いていた目の痒さも、眼科でもらった2種類の目薬を併用することで治まりつつあり、凹んでいた気持も徐々に回復しつつあった昨夜、何かと仲良くさせていただいている李さんから「東京の友人が来るのでご一緒しませんか?」とお誘いをいただいていたので久し振りに出かけてまいりました。

場所は岡山市内の会員制ステーキ店「麻布」。
食べログですが↓
http://r.tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33007483/ 

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う〜ん、恐れ多いなぁと思いつつしっかりご馳走になり・・・

移動して二次会でいただいたお酒が

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う〜ん、これまた恐れ多いと思いつつ、こちらもしっかりいただいた。

と、しっかり頂いた話は感謝しつつ良しとして、本日メインの話題はこちら。
ご相伴させていただいた李さんのご友人、澤井さんからのお土産。

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パッケージと立派な箱の蓋を開けたところ

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で、こちらが拡大図・・・???。

聞けば、グラスに注いだワインに、このグッズの左下に付いている金色の部分を100ccあたりに一秒間漬け置くと、一年分のエイジングが進むとの事。
ということは、2秒で二年、3秒で三年、4秒で・・・・・ということになるのかな?。

「んなアホな!・・・」

そういう挑戦・挑発的グッズであるのならば試さないわけにはゆかないので、早速やってみようではないか!ということで、たちまち目の前にあったワインで試してみたら・・・「んなアホな!!」となってしまった。

となると他のお酒にも試したくなるのが人情というもの。

その都度時間の計測は几帳面な李さんに担当していただき、僕を挟んでお隣の澤井さんが実行係りで、僕が優先順位第一位のテイスターと(ありがとうございます)役割も決定。

手始めにシャンパンから入り、ワイン→ビール→ウイスキー→日本酒と、銘柄や種類を変えながら、漬け置く秒数も変えながら次々に試してみた。

いい年こいたおっさんが3人、首を傾げながら顔を突き合わせ、「今のは0.5秒早かった!」 なんて揉めつつ、お酒をにらみつけながら、変化を来したと思われるお酒を口に含む度に 「おおっ!」 とか 「あぁっ!」 とか 「う〜ん・・・」 とか嬉しいくせに難しそうな顔つきで、飲み会なのか実験なのか判らない、周りから見ればとても奇妙な態であったであろう夜は更けていったのでありますが、少量づつとは言えあれこれたくさん試したので、もれなく酩酊してしまったのは言うを待たないのであります。

李さん、澤井さん、美味しくて楽しいひとときをありがとうございました。 感謝

*このグッズにご興味のある方はこちらでご覧ください↓
http://www.cornes.co.jp/peugeot/wine/clefduvin.html 


これは趣味なのかな?たぶん

  • 2011.06.06 Monday
  • 21:14
 
今日は所用があって近場に出掛け、用事を済ませて車に戻ったら後部ウインドゥに蜘蛛が巣を張っているのに気が付いた。

そろそろ蜘蛛の季節だなぁ〜。

ということで、久し振りに洗車してやろうと近所のGSに向かい、洗車機にコインを投入。
暫く待つと機械が「前に進んでください」と指示をくれるので、ドアミラーを畳みトロトロ進んで車を指定の場所にセットし、ブラシが回転し始めるのを待つ。

僕はこのシュチュエーションも含め、ブラシがぐるぐる回り始め、水が放出され、ぐぁ〜んというかゴゴゴゴッーというか動いてないのに前後しているような振動を受けながら車が洗われて行く工程がとても好きで、泡なぞ出てくる高級な洗車機に出合うとちょっと興奮してしまう。

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真ん中上の水玉の中に洗剤がポチっと包まれている

一通りの工程が終わり、ブロワーが動き出す前の短い間にフロントウインドゥ越に見る空は雨に洗われた後のように清々しく見える。

何故洗車機の中というかあの空間が好きなのかは判らないが、趣味の範疇に入れても好いくらい楽しみにしている僕は変なのかなぁ?。

でも、車の埃と一緒に僕の気分も洗われたような気になるのだから、僕にとって洗車機を使った車の洗車はお手軽なリフレッシュ法であることに間違いない。

バナナクリームロール

  • 2011.06.08 Wednesday
  • 17:38

昨夕の事、突然岡山木村屋のパンが食べたくなって買いに行った。

岡山木村屋HP↓
http://www.okayama-kimuraya.co.jp/ 

オンラインショップもあります。

 
このバナナロールは”秘密のケンミンショー”じゃないけれど、岡山県人が愛してやまない一品(のはず)。

他にスネーキ・マーガリンロール・三色サンド・ウグイスあんぱんなどが僕のマイフェイバリットですが、忘れちゃいけないのがハムキャベツ調理パン。

朝早くないと売り切れてしまうのでなかなか手に入れるのは難しいのですが、たまに出合えたらその日一日幸せに過ごせるという好いパンなのでありますよ・・・これが。

クレイトン・ベイ・ホテル de 昼食

  • 2011.06.09 Thursday
  • 13:46
 
今日は呉、久し振りに遠出しています。

今年は年頭にバタバタしたものの、3月からこちらは一度広島に日帰りした以外何処にも出掛けていなかったという例年の僕から考えるととても珍しい事態になっていたので、190kmの道程を運転していても、なんだか寛いだ気分でのんびり運転。

今日のお昼ご飯の「長寿膳」

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ひじきご飯におから、蛸の旨煮、ゴーヤ・かぼちゃ・蓮根・海老の天麩羅、そしてメインはソーキそば。

なるほど、長寿そうな御膳である。
呉まで来て何故ソーキ?とお思いでしょうが、久し振りの遠出なので特に海軍カレーじゃなくても”旅”感が出る食事であれば目が食い付いてしまうのです。

ところで、ここの「ソーキ」はちょっと上品だが贔屓目じゃ無く美味しかった。

と、ここで見つけたこの飲み物。

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ハイボールテイストのノンアルコール飲料

ウイスキー味が効いていて”その気”になれる一品でした。

製造販売している宝積さんのHP↓
http://www.hoshaku.co.jp/ 

ここのホテルは女性が社長さんだからなのかしら?、細かいところに手が届く配慮が各所に見え、気持よく過ごせるホテル。

クレイトン・ベイ、なかなかやります。

HPです↓
http://www.clayton-bay.jp/ 

呉 みやざき

  • 2011.06.10 Friday
  • 07:54
 
細かい事は於いといて、昨晩ご馳走になったお店「みやざき」です。
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お店の外観と女将さん。

ここんちの女将さんの”笑顔”と”おこぜ”・・・絶品です。

呉って美味しいお店が沢山あるんだなぁ〜

ヤフーのブログですが↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hirolin_m7/49187226.html 

あやめ会2011

  • 2011.06.11 Saturday
  • 19:02

今年も「あやめ会」の季節がやって来た。
僕が席主を務めさせていただいてから早2年、月日が経つのは「あっ!」と言う間なのだ。

今朝は昨日の雨が最前まで残っていたし、本日の天気予報は終日が”雨”だったのでどうなることかと案じつつ我が家を出発し、広島から参加されるお馴染み「海苔の三國屋」三村さんとご友人のメグちゃん&東京から参加されるメグちゃんのご友人である宮下さんを相生駅でピックアップした後、会場である永富家住宅の在る”たつの市”へ向かう。

三國屋さんHP↓
http://www.mikuniya-nori.com/ 

本年2月、メグちゃん家 de パーティーのブログ↓
http://zikisai.jugem.jp/?eid=773 

12:30の到着から、香煎席もそこそこに濃茶席に移動。

今年の席主は「梅澤記念館」の梅澤信子さん。
僕の前年に席主を務められた美術評論家の林屋晴三先生の肝煎りで”白羽の矢”が立ったらしい。

梅澤記念館ご紹介ページ↓
http://navitokyo.com/03-3291-1500/ 

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瀬戸・面不取手・本歌を前に

水屋は官休庵の皆さんが切り盛りされ、矢を放った林屋先生はそんな訳からなのだろうか?濃茶席の亭主を務められていた。

お手伝いさせてもらっている「つれのーて」のメンバーである木村君から今朝届いたメールに「今回も 鼻血が出そうな お道具ばかりです」とあったが、その通り。

毎年の事ではあるけれど、この「あやめ会」で見せていただくお道具は素晴らしいに尽きる。

今年も田中宗慶作「三彩獅子香炉」から始まり、大燈国師の「床」・尾形光琳「四睡図」、茶碗も「彫三嶋」・「定窯」・皮鯨を纏った「瀬戸唐津」など三井家やら益田家やら鴻池家やらなんやらかんやらが”どさどさ”のお出ましで、今物は梅澤さんとご縁が深かった川瀬忍さん作の「青磁水指」のみで、”ボディブロー20連発受け放題しちゃったなぁ〜” くらいなダメージを受けた今年の「あやめ会」なのでありました。

川瀬さんが梅澤さん(御先代)について記述されているHP↓

http://www.shinobu-kawase.com/soliliquy/1997.html 

そんなこんなで脳みそから鼻血出しつつ迎えた点心タイム。

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敷地内にある”菖蒲池”に向かって食事をいただき、お席をご一緒させていただいた美術評論家の乾先生ご夫妻と一緒にパチリ。

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帰り際にはお客様をお見送りされていた林屋先生ともパチリ。


主宰されている永富先生はお客様の応対でバタバタされていたのでご挨拶も出来ぬまま失礼させていただいたのですが、この「あやめ会」では毎回毎度、数寄者の美意識というか見識にただ感服するばかりなのですが、工芸に携わるものとしてはそうとばかり言ってもおられないわけで・・・今に見てろよ僕だって!・・・ ???  凹凹。
 
そんな風情な今年の「あやめ会」でありました。


昨年の「あやめ会」のブログ↓
http://zikisai.jugem.jp/?eid=586 
http://zikisai.jugem.jp/?eid=587 

僕が席主を務めた一昨年のブログ。
こちらは月URLなので、24日から始まる 「永富家のお茶会」 1〜5をご覧ください↓
http://zikisai.jugem.jp/?month=200906 

一元(いちげん)の冷し中華

  • 2011.06.13 Monday
  • 17:54
 
他府県同様、岡山市内にも沢山のラーメン屋さんがある。

駅裏(西口)の「浅月」や、最近TVで大いに紹介されて”東京ラーメンショー2010”に出店した「富士屋」は有名店。

富士屋食べログ↓

http://r.tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33000980/ 

駅前(東口)にはタクシーの運転手さんや営業マンに愛されている「丸天」と「あまいからい」があり、駅前”桃太郎大通り”には、「天神そば」がふんばっていて、県外からやって来る有名店やら地元の新興勢力に負けじと健闘している。

地元チェーン店でがんばっているのは「支那そば・餐休」と「ラーメン・大統領」かな?

そんな中、岡山市民が愛してやまないのが表町の「やまと」。

僕も子供の頃から何度足を運んだか記憶にないくらい通って来たお店なのだが、おばあちゃんが亡くなってからちょっと足が遠のいている。
理由は”味が落ちた”とか”店主が嫌だ”とかではなく、おばあちゃんがラーメンを運んできてくれる時におつゆに浸かっていた親指からなんとなく良いダシが +α されていたように感じていたものだから・・・・・単なる”親愛なるノスタルジア”なのかな?でありますよ。

やまと食べログ↓
http://r.tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33000023/ 

ところで、今日の話は「やまと」の斜め前にある「一元」。

本日岡山南部は30度オーバーの暑さになったものだから、「ここはやっぱり”ヒヤチュウ”だなや」ということで「一元」さんにお邪魔しましたということで・・・

DSC_0075.jpg 
どうだっ!のヒヤチュウです

もとは桃太郎大通りの”天神そば”の大通り挟んで斜向かいで営業されていたのですが、大分前に現在の場所に移転。

高校生の頃からこちらの名物である「タンメン」を食べるのが楽しみだった僕が ”タンメン以外でお薦めな一品” がこの ”冷やし中華” なのですよ。

お味の程は?・・・・・未だ食されていない方は是非ご自身でお試しくださいませ。

一元食べログです↓
http://r.tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33001000/ 


*今日久し振りにお邪魔したらメニューに”タンメン”が無かったんだけど、どうしたんだろう?ご存じの方がいらっしゃいましたら是非教えて下さいませ。

ご寄贈いただきました

  • 2011.06.17 Friday
  • 18:43
 
数か月前のこと、川西市にお住まいのスガサワさんとおっしゃるご夫妻から、「啓先生と陶陽先生の作品を備前陶芸美術館に寄贈したいのだけれど、橋渡しの労を取っていただけないだろうか?」とのお問い合わせがあってからあれこれ段取りしていたのだが、昨日になって実現した。

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スガサワさんご夫妻に、学芸員の上西君と金重晃介先生。

啓の花入れに陶陽先生の茶碗×2・花入れ、と都合4点。

スガサワさんありがとうございました。 感謝

好適環境水 育ちの 河豚

  • 2011.06.18 Saturday
  • 11:40
 

本日は僕の主宰している「学び塾・つれのーて」の勉強会があり、今回の講師を務めていただくのは岡山理科大学の山本俊政先生です。

山本先生は 「好適環境水」 の開発者で、いろいろなメディアにも登場されているのでご存じの方も多かろうとは思いますが、いくつかご紹介いたしましょう。

Youtubuです↓
http://www.youtube.com/watch?v=-qR8gxbd8Ns 

夢の扉HP↓
http://yumenotobira.sblo.jp/article/15056885.html 

河合塾より↓
https://www.52school.com/infsr/servlet/g9.is.news.GoToNews?vol=52news10_04_02 

でもって本日は、日本を取り巻いている海の現状やら、養殖の今やら、ご専門の好適環境水のお話をしていただく手筈なのですが、何をどう言っても 「一食は百聞を凌駕する」 という ”カタチ” を体感したほうが手っ取り早く有意義に判り易いであろう・・・なので 「ここは一番、”好適環境水育ちの河豚” をいただこうではありませんかねぇ?」 という乱暴な力技に意見の一致を見ましたので先生にご相談申し上げ、学内から ”河豚”を持ち出す為の面倒な手続は山本先生一任してボンヤリしておりましたら、このたび目出度く研究材料である”河豚”を分けていただける運びとなりましたので、昨日の夕刻、研究施設に頂戴に行ってまいりました。

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河豚入りビニール袋を下げているのは、ドライバー兼"河豚"の運び屋として付き合ってもらった”つれのーて”のメンバー・高原武君

そして、今回の 貴重な河豚を、持ち込み調理する という僕の無茶振りを聞き届けてくださったのは、お馴染 「岡山・浜作」 の横山さん。
河豚の命が消えぬよう、息が在るうちにと急ぎお店まで届けたのでありました。

岡山・浜作HP↓
http://www.okayamahamasaku.co.jp/ 

1kg前後に育った立派な”河豚”達。
どんな味なのでしょうねぇ? ご報告は又明日。

*今夕5時より レディオMoMo79.0 に出てます。 
お暇な方はお聴くださいませ。

好適環境水 育ちの 河豚(続き)

  • 2011.06.19 Sunday
  • 11:21
 
昨夕の17:00、定時に始まった「学び塾・つれのーて」の勉強会は、山本先生に一時間程ご講演いただいて後・・・

”好適環境水育ちの河豚” いただきました。

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鉄刺とお鍋の具財

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お鍋です

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お酒2品

取っ手に赤いタグが付いているのが倉敷は森田酒造の辛口でして、手前は通称ビー玉。倉敷ガラスの瓶に移された中身のお酒は「荒走り」で、冬場になると中に入れてあるビー玉が白一色になります。

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〆の雑炊。
湯気の向こうに山本先生

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デザートは無花果アイスと枇杷

ご来賓も含め、参加メンバー21名。

想像以上の美味しさに驚きつつ、舌鼓打ちを鳴らしつつ、「日本の未来の明星になってくれい!」と、山本先生にエールを送った勉強会なのでありました。

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