ちよっと田舎の話(1)

  • 2009.06.11 Thursday
  • 19:45

ちよっと田舎の話、といってもそこはアムステルダムの街中からたった15分くらいしか離れていないエイセル湖近くにある小さな村。 

 

教授曰く、オランダの風景を書く時は、キャンパス真中に線引いて、雲と風車を書けば良いのだそうだ。  本当です。

 

ほとんどオランダ名物になりそうなくらいどこにでも生息しているカモ。

   

町役場と教会。  いずれも15世紀の建物で、なんか違う感じのする屋根の部分は建築費用が不足したせいでシャッポが造れなかったらしいです。

       

村で唯一の居酒屋を兼ねたホテルとお隣にあった蜂蜜屋さんの看板。

 

このお家はチーズ屋さん、ここのチーズは日本で買えないのだが、まともに素晴らしく美味しい。

この辺りには日本人が足を踏み入れた事はほとんど無いらしいのだが、オランダの原風景が色濃く残っている場所なので、オランダに行く機会があり、時間に恵まれた方には、ぜひ訪れていただきたい場所  NO1 な村です。
 
<DATA>
HP http://www.dikhoeve.nl/

ちよっと田舎の話(2)

  • 2009.06.12 Friday
  • 22:34

エイセル湖です。

   

左は湖にせり出ているカフェで、右は渡し船。 渡し船のお値段1€ナリ。

  この方、オランダ美術家協会のマデレーネさん。

みなさんも教科書でご覧になったことがあるかもしれませんが、長崎から江戸へ象を運んでいる図に描かれている像とおんなじくらい大きい人がマデレーネさんのひいおじい様。 ご縁です。



この村では悪い事するとこんな感じで首と手を枷られ、石投げられてしばらくさらされたそうです。

この場所にあるホテル&レストランのHPです。

http://www.deoudetaveerne.nl/

なかなか穴場ですよ。




Keyさん と 講演会

  • 2009.06.13 Saturday
  • 19:16
 

オランダ美術家協会初の日本人会員になった 吉屋敬さんという女流画家がいる。

版画展のレセプションでお会いしてから、なにやかにやとお世話になった。

ちょっと田舎の話も、マデレーネさんも、敬さんのご紹介だ。

ある日は敬さんのお世話で JWC ( ジャパン・ウイメンズ・クラブ ) で講演会をしたあと

 

敬さんはゴーダチーズで有名なゴーダに住んでいらっしゃるので、ライデンまで送ってもらい

  

途中にある町で夕ご飯。

 

カモ料理を御馳走になった。

 伯母さまは吉屋信子さん。

鎌倉の記念館には行ったことがないので今度お邪魔するつもりだ。

カモもカモだっが、この日一番の御馳走だったのは、敬さんの笑顔でした。

ドアの向こうの町とオランダ美術家協会

  • 2009.06.14 Sunday
  • 07:18

  

アムステルダムの街中に                こんなドアがあって 

 中に入って通路を抜けると 

    

こんな町がある。

修道院だったらしいが、かなり広さがあるとはいえ閉鎖感は強かった。

教えてもらなわなければ絶対わからない場所だ。

 

   

でもって、マデレーネさんと敬さんにオランダ美術家協会に連れて行ってもらい、ウサギ料理を御馳走になった。

この建物は1Fが会員の為のサロンになっていて2Fがギャラリー。

あちこちに会員の作品や肖像画があったり、創立当時のメンバーが集まってお酒を飲んでる画もあったのだが、その画に描かれたロケーションがそのまま僕の座ったテーブルの隣にあったので、歴史の一ページに立ち会えたようななんだか嬉しい気分で杯をあげた夜でした。


ガーデンセンター

  • 2009.06.16 Tuesday
  • 14:58
 
オランダで驚いた場所の一つにガーデンセンターがある。

  

外観は一般の建築物と同じく小振りですが

  

  

  

  

  
 
  

  

  

野球場のグラウンドくらいの広さがあり、花はもちろん、ウサギ等の小動物を始め、金魚も扱っており、ガーデニンググッズてんこ盛りで、キティちゃんのバンダナつけた女の子がカートを押して走り回ってもなんの障害もないくらい広大なガーデンセンターでした。


Car Meeting と FORD 博物館

  • 2009.06.17 Wednesday
  • 10:19
 
ある日、「 今日は、ヨーロピアンクラッシックカーミーティング と アメリカンクラッシックカーミーティング があるので行きましょう 」 と誘われて、教授と出掛けた。

まず始めにクラッシックカー ( 1974年以前に生産された車 ) の部。

 

雨天だったにもかかわらず、こんなのが普通に走って会場にやって来た。

  

  

SAAB も VOLVO も

 

 

僕の好きなオースチンヒーレーマーク3。  手入れ良すぎです。

次にアメ車の部。
 
 

会場になっていたフォード博物館前の駐車場には 50s にお嬢さんだった人達がその頃まんまのいでたちでロックンロールしていた。  

凄すぎます。  

写真左の電動カートに乗ったお嬢さんと写真右の後姿のお嬢さんの推定年齢は72歳〜75歳くらいと思われました。

ちなみにBMWの博物館もあります。

 

FORD博物館館内の交差点に展示されていたジャパニーズポリス。  何故 ?

 

消防車とアイスクリーム販売車。

ここには300台くらいの車が展示されているのだが、オランダでなぜ ? と感じるほど充実したラインアップだ。

  

  

オランダ人はアメ車好きが多いらしい。

でも、オランダの道路は総じてあんまり広くないのでこの手の車はかなり迷惑なサイズだったであろうと思われるのであります。

 ジュリエッタ 君は醜くなんかないぞ !

てなことで楽しい一日を過ごした僕でした。



食について

  • 2009.06.18 Thursday
  • 01:57


いつだったか東京の外資系ホテルの総支配人があまりにデカイので 「 オランダ人か ? 」 と聞いたら 「 そうだ 私はライデン人だ 」 と答えた。

そんなふうに僕たちのオランダ人に対するイメージの第一は、まずもって 体の大きい人 だろう。

しかし、ライデンに限らずオランダ人の食卓は質素である。

昼食などは 「 ホントに ? 」 と思うほど少食だ。

  

チキンバーガー屋さんの くるくるポテト と ハードプラスチック容器に入ったペプシライト

  

左が昼食定番のハム&チーズ乗せのアーツマイターで、右がクロケットと春巻きの盛り合わせ

  

ほとんど毎日出掛けた駅前の スーパー デ・ブーアのお買い物袋。

写真右に写っているのは総てパンコーナー。  どれ食べても普通に美味いのが怖い。

   

果物も自然で量も種類も豊富だし、ナシゴレンやバミゴレンといったインドネシア物を使用したお弁当の類も大変良く出来ているので一人者でもまったく困らない。


  

柿のタネ ( ピーナッツ抜き ) と焼き鳥。  マックの材料配達のトラックも 10t トラックと巨大だ。       

 

駅中にあるコロッケの販売機 ( 自動ではない )。

好きなコロッケの横に示された料金 ( 1〜1.7ユーロ ) を投入し、ドアを開けて中身を取ると後ろから補充される仕組みになっている。

  

これは1ユーロ40セントのクリームコロッケ。

これ一つで昼食を済ませる人も普通に多い。

 

おすしは 「 大きい 」 「 中くらい 」 「 小さい 」 の三種類で販売されている。

いずれにしてもオランダの食は質素だが、食材が豊富なのと鮮度にまったく問題がないのでたいがいの物は美味しく食べられる。

おおっ ! 忘れておりましたが オランダ といえばの ハーリング ( 鰊 )  はライデン駅前の屋台が一番美味いんだそうで ( ライデン人のみならずのご意見なので信用度は高い )、いつも多くの人達が列なしておりまして僕もいただいたのですが、僕がこのお店で一番のお勧めは魚のフライです。
ホント美味しいでして、僕も週3回は食べてました。
オランダに行かれたら、足を延ばしても是非お試しあれ。  値打ちあります。

皆さん、オランダ行ったら尻尾つまんで上から口に落とし込むようにハーリングを食べている絵があちこちにあるのでこれが本格の食べ方だ ! なんていきなりやっちゃいけません。

 

僕はハーグの観光地でハーリング食べていた日本人の女性を見かけましたが、可愛そうに、涙流しながら、えづきながら必死で食べておられました。 ご愁傷さまです。

ハーリングはなれないと少々玉葱大目に入れたからと言っても、所詮単なる生臭い生魚の食べ物なのでむやみに手を出さず、魚のフライ ( ハーリングを扱っている屋台なら必ず一緒に販売している ) と飲み物を確保した上で、追加感覚で一緒に注文するのが大人の食べ方でしょう。  



自転車

  • 2009.06.19 Friday
  • 00:51
 
ライデンと言わず、オランダはエコ大国を目指しているため、移動手段のメインは自転車で、道路には自転車用の走行帯が設けられている。

中でもライデンは駐車スペースが少ないのと、公共交通以外の車両は進入できないところも多く、到る所に車止めが設置されているので、市内に入るのはかなりめんどくさいのだ。

  

日本でも人気の高い質実剛健な造りは小柄な人には、ややつらいと思えるくらいの大きさだ。

飾りつけもさなざなだが、フロントのバスケットに花飾りは定番だ。

  

お買い物兼子供用の大きな前籠 ( 箱 ? ) は雨が降るとフルカバー使用になる。

右の猫が座っているリヤカー状の物はインドネシア辺りから輸入されたんじゃなかろうか。

  

最新式のスタンダードモデルとレーシングモデル

 

自転車ではないが、子供をてんこ盛りできる引き車もあるし、右の写真のような電動車椅子の普及率はものすごく高い。

この手の電動車椅子に乗っかったじいちゃんばぁちゃんが猛スピードで爆走し、なじみのカフェに集って昼間っからビール飲んでる姿は和やかで、なんか好きだったな〜。

こういうふうに税金の使われ方の解りやすい国は成熟した大人の匂いがする。


鍵の街 ライデン と オオバシ一家

  • 2009.06.20 Saturday
  • 01:18

ライデンの街の紋章は 「 鍵 」 。

街のあちこちに 「 鍵 」 マークがある。

  

左はゴミ箱に描かれた今風にモデファイされた紋章で、右の看板はこの街の名所旧跡の案内板。

歩いていてこの看板を見かけたら なんかある と思ってください。

  

左の門にもセンター部分にあり、レンガだたみのあちこちにも埋め込んである。

日本人で自分の住んでるところの紋章なんか知っている人は、お役所や公共機関に近い関係の人以外でどれくらいいるのだろうか ? 。  

自分が住まいしている所には誇りや愛着を持ちたいもんだし、もし今の住処が嫌で、経済的に余裕があるのであれば、愛着が持てそうなところへ早急な移転をお勧めしよう。

  

で、一月ちょっとのオランダ滞在も終わり、通学路の途中にあったハネ橋の下に住んでいたオオバシ一家も左から右の写真でお分かりのように自力で泳ぐまでに成長しておりました。

二月近く続いたオランダ編も今回で終了という事になりますが、最後に、今回の機会を与えてくだすった国際司法裁判所所長の小和田さんを始め、教授ご夫妻、大学関係者の皆さん、僕の講座に参加してくれたライデン大学、アムステルダム大学、王立芸術大学の生徒達などなど、僕に携わっていただいた方々に深い感謝の意を表するとともに、心からの御礼を申し上げる次第でございます。 

 

ありがとうございました。

久しぶりだね の 穂浪

  • 2009.06.21 Sunday
  • 04:22
 
ということで、色々あった楽しいライデン大学での講座も無事 ? 終了し帰国したわけですが、久しぶりの日本、関空に着いて何を食べようかと考えているうちに岡山駅に到着してしまいまして 「 とりあえず蕎麦だな 」 と一人ごちながら改札を抜けたら当日が火曜日だった事に気が付いた。

火曜日はマイフェイバリット蕎麦屋の 「 峠 」 は定休日。

オーマイ がっ ! でありまして、まぁ突然 「 和 」 に戻すのもなんだから、僕の中では口代わりの料理である中華に目標を変更して駅構内の中華屋さんに行き、蟹肉餡かけラーメン & チャーハンセットをいただいたのでありました。

       

そして6月3日は妻の誕生日。
近くのホテルで娘と3人、ささやかにお祝いしたのでありました。

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