北海道(1)
- 2009.03.04 Wednesday
- 23:47
月曜日に佐賀から戻り火曜日は講演会のため北海道へ移動、久しぶりの北海道だったので半日くらい時間つくって、遠いんですが先月亡くなった親戚のお家にお線香上げに行ったり地元のギャラリーを見学したりして過ごそうと、朝も早よからあくびをかみ殺ししながら出掛けて行ったのでありますが、岡山空港に着いたら搭乗する飛行機が天候調査中で遅れておりまして、当然、東京⇔札幌便も遅れ、十分にゆとりをもって間に合うような時間を選んでチケットを送ってもらい、会場に到着してからの下打ち合わせものんびり行えたはずの講演会場に到着したのは、開演開始時間にあと10分という超ギリギリだった。
機内より
なんとか無事に講演会を終え、ホテルに着いて部屋に入ったら窓の外には夜景がひろがり、知人と約束していた夕食会の時間になっていた。
この日の夕食は、ルネッサンス・サッポロホテルの中にあり、お店の看板を札幌在住の書家 小川東州 先生が手掛けた 「 日本料理・花城 」 のお隣にある 「 北のおばんざい 馳走庵・ちそうあん 」 。
*「 日本料理・花城 」 内にある茶室北辰庵の変額は裏千家の大宗匠の手によるものです。
まずは、サッポロの北海道限定生麦酒をプハーッとやり、礼文産の 磯つぶ貝の串焼き に日高沖で獲れた 銀かれい 、ここで飲み物を地元の紫蘇焼酎 「 鍛高譚 」 にチェンジし、地鶏のつくね に蒸した 毛ガニ 、十勝牛の炭焼き へと進み、焼きおむすびで〆。
直接ご賞味いただきたいので映像はありません。
しかし、せっかく美味しいお店だったのにスタッフの方々の様子がかなりいただけなかったのは残念です。
コンビニで見つけた限定物
で、次の日の朝。
のんびり起きてテレビのスイッチを入れたら小沢一郎さんの顔が大写しになっていて、秘書の人が どうちゃらこうちゃら なネタをやっていた。
他のチャンネルを回しても ( 回すは古いか ) どこも同じ映像で同じネタ。
評論家の人達やその道に詳しいと思しき人達が事件についての持論を展開し、今後の政局を睨んだ予想 ? ん ? 憶測か ? を展開していた。
いーなーこの国は。
今までもそうだったけど、今、こんなに酷い状況になっても政治家の目線は国民レベルじゃなく、ごっこと保身に終始しているのに国民は怒らない。
お役人が何やらかしても怒らない。
個々のレベルでは怒っているのだが、大きな変革はない。
メディアも、取り組まなければいけない事柄や出来事が多く、他に報道しなきゃいけないことがたくさん有るのに、事なかれ的なワイドショーまがいの映像を垂れ流し、安もんの演出家が作ったような構成で画面を主張する。
スポンサーがいないと番組は作れないのもよく解るし、上から目線で 「 かわいそうな日本人に娯楽を与えてやってるんだよ 俺ら 」 的なスタンスも理解できるが、比率が偏りすぎているようにと思う。
「 どうせ俺らが何言っても聞かれる事はないし、決めるのはどうせ役人だからね。
政治家が決めるっていってもどうせ役人が仕切ってるんだし、結局俺らにゃカンケーねーし 」 等と諦めて ? ( 見放して ) いるのが大方の日本人の心情だろう。
てなこと考えながらぼんやりテレビ見てたらホテルを出発する時間が迫っていた。
結局いつも通りピンポイントでの直行直帰。
「 こうなりゃ空港でラーメン食って、うにやらイクラも食って、土産屋をうろついて模範的な観光客になってやる ! 」 と息巻きつつ千歳に向かったのであります。