2009年2月1日

  • 2009.02.01 Sunday
  • 21:53

じゃん ! 2月1日です。 

先月は、風邪と仕事とお出かけを 5対3対2 の割合でこなしつつ、もやもやとした暮らしをしておりましたもんで、ブログを開設 ? して1年と6ヵ月目にして初めて1ヶ月のUP数が 6回 というワーストUP記録を打ち立ててしまいました。

やはり、なにはなくとも 健康が一番 ! 元気で行こう ! ・・・でありますな。

てなことで、仕切り直しの本日は、先月お届け出来なかった 「 このこ 」 と 「 このわた 」 & その他オールスターズ にて始めたいと思います。 

 
がら海老の風干し と このわた

「 がら海老 」 は、ゆがいて2日程乾 " 影干し " したものなのでかなり生っぽいものをいただきまして、[ このわた(海鼠腸) 」 は昔から我が家の目の前にある海端で加工している為、加工前で塩を利かしていない 限りなく獲りたて ? に近い一品です。

  このこ(実物はもう少しオレンジ色) と 刺身の盛り合わせ

「 このこ(海鼠の卵巣)」 も「このわた 」 同様のものを貰って来て、レモンを少々搾っていただき、「 刺身の盛り合わせ 」 はいずれも近所で獲れた滋味溢れる美味しい魚類達でございまして、手前から、平目、平目のエンガワ、真鯛、鰆の順であります。

 
いつも美味しい 黒メバル と陣形を組んで出待ちする おむすび ( 昆布、梅、オカカ、鮭 )達。

お米はもちろん岡山産の 「 朝日米 」 です。



そして、本日のデザートも 岡山産の さがほのか なのでありました。

本日の昼食会にご参加いただいた、昨年僕が教育入院した時の担当医でありました加納先生、施設の松田さん、山陽新聞の岩崎さん、今日はわざわざのお越しありがとうございました。

明日、明後日は京都〜博多へちょっと旅に出掛けるので、明朝は娘の通学電車で岡山駅まで一緒に行こうと思っていたら、肝心の娘がインフルエンザで学校側から登校を拒否されており、娘と電車計画 はあえなく失敗。

みなさんくれぐれもお大事に。


 

めぐり

  • 2009.02.03 Tuesday
  • 22:44

昨日、裏千家の伊住政和さんの7回忌法要にお招きいただいていたので、朝一で京都へ移動した。  もう7回忌なんですね カズさん 。

伊住さんのご遺族を始め、大宗匠、お家元御一家、裏千家のご親族様方と御一統の方々にお会いし皆様のお変わりない姿を拝見して、今更ながらカズさんの姿がここに無い事に一抹の淋しさを感じ得ない僕なのでした。

その後、カズさんの縁で出会った友人に頼まれていた講演会に出席する為博多へ移動。

四半世紀近い時間を共有して来た 友 とあれこれ話しながら夕食を共に出来るのは幸せなことなんだな〜 としみじみ感じた夜だった。

そして本日。  

午前中にリハーサルを終え松花堂弁当でランチ。 

講演内容をどういう風に組み立てようかとつらつら考えながらの昼食だったのだが、どうにもまとまらないので思考するのは中止。

僕の奥の手である < 行き当たってばったり作戦(行き当たりばったりではない)> に変更だ。

そんなこんなで14:00からの講演会を背中に汗しながら終えて夕方の新幹線で岡山に帰ることにしたのだが、駅弁が気になる僕は博多駅で 「 九州味めぐり 」 なる弁当を買い込み乗車。

岡山に着いた後、本日は節分なので駅構内に出店しているお寿司屋さんで恵方巻きを購入し穂浪に戻った。

 パッケージと中身

九州型のごはんが・・・。  めぐっているはずのおかずが・・・。

 中身の説明書き

ふたを開けてから、何故 「 めぐり 」 弁当を買ったのかと我が身に問いかけてみたのだが、このところ自分と自分の周辺の人達との関わりを考える機会が多くなっていたので、「 人生の循環 」 のような感覚を潜在的に感じていたからなのかな ? と、東北東に向いて恵方巻きにかぶりつきながら一人ごちた節分の夜だった。

自業自得で自己嫌悪な日

  • 2009.02.09 Monday
  • 16:19

昨年末に発足した、財)藤原啓記念館の友の会 備美倶楽部 の初イベントが、今月の7日、8日の2日間で60名近い方々のご参加をいただき開催されました。

柄にも無く緊張もし、僕なりにいろいろと気を使いながらの会食イベントではありましたが、参加された皆様には、それぞれにそれなりにほっこりと楽しんでいただいたんじゃないかと喜んでおりまして、イベント的には良かった良かったな会なのでしたが、さて、会食が終了して皆さんがお帰りになられてほっとしたとたんに、「 お忙がしい方々がこんなにも大勢、時間を割いてわざわざ記念館のイベントに参加していただき、皆さんが藤原家を応援してあげようと思ってくれているのに、肝心の僕は一体なにやってるんだろう ? 」と ”ふと ” 思ってしまい、なんとなくブルーな気持で制作の事や景気の事など、僕が考えたからと言って良いアイデアが浮かびようの無いしょうもない事をつらつらと考え込んでいるうちに、自分が情けないやら皆さんに申し訳ないやらで 「 うーっ 」 ってなっちゃってプチ制御不能な感じになりそうだったので、友人に声かけて飲みに出掛けちゃったんであります。

が、そんな状況で飲みに行った場合は次の朝目覚めてから余計自分が嫌いになり、深い自己嫌悪のかたまりに陥るって言うのがいままでのパターンであることは本人である僕が一番よく解っておりながら(そこが制御不能なんですけどね)いっちゃったんでありまして、案の定と言いますか当然のことながら酷い自己嫌悪に苛まれてしまったんでありまして、寒さ厳しい中、仕事場で手を擦り合せながら我が身の情けなさを噛み締めた2月9日なのでありました。

残り物のまぜ混ぜ寿司

  • 2009.02.10 Tuesday
  • 11:22

凹みっぱなしで日が暮れた一日だった昨日の夜。

妻が一昨日のイベントで残っていた材料を使ってお寿司を作ってくれた。

”藻貝 ”だけは在庫が無かったのでスーパーで調達したらしい。



他は ごまサバ の味噌煮 と 具沢山の豚汁。

どうでも良い話ですが、我が家で ”藻貝 ”という食材はは子供の頃から普通に食べていたのでこの手のお寿司には当然入っているもんだと思っていて、外に出たら何処にも見当たらなかったので、県内でも穂浪エリアの人々限定食材に近いほどマイナーな食材だったことに気付かされたのは中学一年の時だったけど、子供の頃から馴染んでいる地元の食材というのは心身ともにほっととできる力を持っているようで、ボコボコ凹みだった気持ちが普通凹みにまで回復できた夜でした。

記念館の梅

  • 2009.02.11 Wednesday
  • 18:47

 記念館から通用門を向いて

我が家には、20年そこら前から 仕事場関係の雑用一切をこなしてくれているという 大変貴重で 頼りになる おばちゃんが2名いてくれているんでありますが、この2人、働きも働きなのですが、座り仕事をしている際のトークが穂浪ら辺のご近所ネタのみならず、一般の時事ネタからテレビネタ、はては地球を救いそうな大ネタまで大変多岐に渉っており、これがなかなか勉強になるもんで、一緒に居るときにはつい聞き入ってしまうのでありますんですが、今日も仕事の合間に2人が雑談しているのをなんとはなしに聞きながら轆轤してたら 「 記念館の梅が綺麗に咲いとったなー 」 との事だったので 「 そうだ ! 今日のブログ映像ははこれで行こう ! 」 と、相成りました。

 



この老梅の紅白は、記念館が開館した記念に植樹していただいたので、根付いてからかれこれ35年くらいになりますかね。

花音痴の僕が言うのもなんですが、姿といい風情といい、かなりの貫禄木なので一見の価値は 「 あると思います !! 」 とまで力強くはありませんが、普通にあると思いますので梅好きの方、どうぞお出かけくださいませ。

造る物・出来る形

  • 2009.02.12 Thursday
  • 12:49

土を触っていると、造ろうとして造る形や、マシンと化した手によって勝手に出来ちゃう形、なんだか解らないうちに ぐわぉ ! と生まれちゃう造形的な物や、どうしてこんなになっちゃったのか不思議な作品達に出会う事がある。

僕の場合、仕事のベースは轆轤なのであんまり ” えっ ! なぜっ ? ” という事にはなりにくいのだが、見た目に比べ根が真面目な僕は、根を詰めて轆轤を回していると ( たまに・・・です ) 呼吸が止まった様な状態になり、とても息苦しくなるので、傍らの土揉み台の上に手遊び用の土を置いて、気分転換方々土との距離をとって土との時間を巻き戻す為に手捻りをすること ( 時々・・・です ) がある。



上の2体は昨日制作したもの。 造っていたら1mオーバーなサイズになってしまった。

初めてこんな形を造ったのは今から7年ほど前だったのだが、もともとこんな姿に作ろうと思って造ったんじゃなく、土と相談しながらやってたらこんな風体になっていたので、我ながら不思議だなと思いつつも現在に至っているのだが、どちらかというと僕の趣味的要素が強いので現在まで公の場で発表した事は無いんでありまして、仕事場を出て 「 来月の窯に入れて4月の個展では初お披露目してやりましょうかね うふふ 」 などとひそかに思いを巡らせつつ階段を降りて行ったら 伊住さんの水仙 が 微笑みながら美しく咲き誇っておりました。





疲れやすいのかな 50

  • 2009.02.13 Friday
  • 21:44

今日の一枚は大樋年雄君である。

彼は去年の秋頃から岡山に本社がある天満屋グループ各社での巡回展を開始しており、今回は本店での開催に合わせて来岡していたのだが、近頃の彼は疲れている。 

東京で会っても、京都で会っても、金沢で会っても朝・昼・夜と、どの時間帯に会ってもおよそ疲れているのだ。

 食事の後で

制作しーの、個展やりーの、海外へも行きーの、嫁ぎー・・・はしませんが、よほど忙しい上に、僕と同い年で日展の審査員もやっているし、裏千家とは代々切っても切れない家系なので、青年部の全国副委員長までやっているもんだから、その生活の スーパーさ といったらまったく クラーク・ケント なのです。  ちがうかぁ!。

まぁ、僕や京都の近藤高弘君なんかは付き合いも古いし、お互い気を使うような間柄じゃないので、顔見たら 「 元気ですかーっ! 元気ですよーっ ! 」なんて言い合わなくてもまったく問題なくリラックスしてしまい、張りが無いったらありゃしないんでありまして、それはそれで嬉しく 「 ほっ ! 」 とするのでありますが、会う日前日ちょっと前くらいから気を張って過ごさなきゃならない日々が続いていたりすると、今回のような姿を各々晒しあう事になりがちで、目が覚めたらいろんな顔になっていたり、なぜかおつまみを咥えていたりする事もあったりするのですよ。

話は変わりますが、そーいえば彼、足を捻挫していたなぁ。 

一昔前なら 大樋年雄シークレットブーツ着用疑惑 が浮上するのだが、最近彼の足元は MBT だし、単なる年でバランスを崩しているんだろうな。

明日は我が身だ。

”前を見据えつつ足元にも目を向けてしっかりと歩こう ” ですな。  ご同輩。

  

VOICE 21 で 山本旅館

  • 2009.02.14 Saturday
  • 17:44

ローカルな話題ですが不肖私、地元 山陽放送 のオリジナル制作番組 VOICE21 ( 毎週 木曜日 午後6時55分〜7時54分 放送中 ) の企画で、< ”著名人が愛したお店 ”的な内容だったと思う > の取材がありまして、放送局が選んだお店がウチのご近所の山本旅館で、著名人 の部分に入るのが 祖父と父 だったもんで、ご案内役的立場で昼食を兼ねたロケにお呼ばれしてきました。



付き出しは、このわた、このこ、海鼠酢、石もちの唐揚の4品。
お造りは、ヒラ、サヨリ、平目、鰆、トロ鰆( ハラミ )の5品。



父の四方皿に盛られた 艶やかにムッチリした穴子 です。

料理の名称は < あなすき > と申しまして、祖父が考案し父が熟成させた料理で、尺2〜3寸 ( 約35センチ ) の穴子をダシで煮て食べる方式で、しゃぶしゃぶするのではなく、割り下を使った、いわゆる関東風のスキヤキのような食べ方をする食べ物でありまして、ぷりぷり & グミグミする食感と、甘く滋味深い穴子の持ち味を全部いただける美味しい一品なのであります。

 * お鍋でグツグツ の部分は放映日に映像でご覧ください。



祖父の葉皿に盛られた 焼き穴子 と これまた祖父の鉢に入れられた 〆 のうどん & ” 岡山といえば ” の吉備餅です。

その後、ロケも ごはんも 順調にハカドり、記念館に戻ってからの撮影も良い感じで進んだのでありまして、ディレクターの岡氏、アナウンサーの宮武君、カメラのワキさん、本当にお世話になりました。  ありがとうございました。 

話変わって、 昨日のブログじゃないけれど、今日来てくれたアナウンサーの宮武君のお母さんは僕と同い年の わんこ で彼自身も わんこ。 

僕はもう、かなり おっさん濃度高し なのでありますな。

えっ ! 僕はけっして同い年だからと言って、宮武君のお母様が おばはん だなどと失礼なことを言っているのではありませんぞ !

あたりまえなのではありますが、ふたまわりも違う我が子のような青年が活き活きと活躍しているんですからどうにもしかたがないんでありまして、やはり現実を真摯に見つめなければならないと、しんみり自分に言い聞かせていた今日の僕なのでありました。
 
おおっといけねー。 放送日と放送時間の記載を忘れてた。

放送日は2月の26日 午後6時55分〜でーす。 見てくださいねー !


<山本旅館 DATA>
お母さん 岸本江美子さん
住所
〒705−0033  備前市穂浪3411
電話(0869)67−0124




犬島精錬所

  • 2009.02.16 Monday
  • 03:30

今日犬島へ行って来た。

犬島は、福武美術財団(ベネッセ)が直島に続くアートプロジェクトの第2弾の地として、精錬所の跡地を整備してきた場所。

設計は三分一博志氏で、アートワークは柳幸典氏が手掛けている。

建物のご紹介はホームページ及び各先生方のホームページでご覧いただけると思うので、ぜひご覧ください。

 パンフとワッペン ?

見学は完全予約制になっているので公式ホームページの予約フォーマットから。

来年は、2つの島以外にも瀬戸内に点在する島を利用した芸術祭的大規模なアート催しが開催される予定だと聞いている。

アート愛好家のみなさん ! 瀬戸内は今凄いことになっているんであります。



問合せ先
財団法人 直島福武美術館財団 犬島アートプロジェクト
 〒704-8153 岡山県岡山市犬島327−5 
 TEL:086-947-1112
 FAX:086-947-1115
 E-mail: info@inujima-ap.jp

 HP http://www.inujima-ap.jp/

かきピザ @ ホテルリマーニ

  • 2009.02.16 Monday
  • 16:10

昨日行った犬島へは何通りかのアクセス方法があるのだが、僕は牛窓と岡山市の間にある宝伝という港からフェリー ( 5分程で着く ) で行ったので、帰りの道すがら近所を通りかかるというだけのついで話に最近ニュースになっていた牛窓のホテルリマーニが 「 かきピザ 」 なるものを始めたという話題を思い出したので、物は試しと食べに行ってみた。

 まずまずイケます

生地の上に牡蛎とチーズ&マッシュルームをトッピングしたのみのシンプルさなのだが、かなりシットリしていて生地がべたついているのでフォークは欠かせない存在です。

この辺り、といっても 備前市 と備前市の南西側に広がる町村が合併後に出来た現 瀬戸内市 の海沿いでは er のシーズンになると、揚げる、焼く、炒めるは当たり前で、牡蛎の炊き込みご飯 に始まり、カキオコ、牡蛎スパゲッティ は言うに及ばず、牡蛎の柳川 や そのまんま卵とじ、はては 牡蛎のソフトクリーム といった ? な代物まで、かき・カキ・牡蛎 の取りあえずなんでも牡蛎尽くし状態になるのですが、牡蛎入りのお好み焼きなんて食べ方はこの辺りじゃ昔から普通にあったものをあえて 「 かきおこ 」 と銘打って日生町の町おこしで仕掛けたら土日は渋滞して地元民的に えらいこっちゃ になってしまったもので、この 「 かきピザ 」 も近年虫明辺りで考案されて密かに食べられていたものが、ホテルでやってる事により露出度が上がり広く知られる存在になったものだと思われるのであります。

カットは6枚。

僕は3人で行って一人2枚ずつのノルマ制で食べたのですが、結構ボリュームがあったので、食の細い方は複数名でお召上がりになることをお勧めします。


牛窓リゾート ホテルリマーニ
〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3900
TEL 0869-34-5500 FAX 0869-34-5501

HP http://www.limani.jp/

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