空弁 みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司 in 高松

  • 2008.08.01 Friday
  • 14:20
僕は、自分でお弁当好きを自負している。
もちろん、僕の周りを見渡しただけでも、お弁当を食べるのを楽しみにしているご同輩はとても多い。

食べるロケーションとしての人気NO1は 電車の中 になるのだろうが、7年ほど前から羽田を初めとした( 始めてその存在に気づいたのが僕の場合は羽田だった )飛行場のターミナルビル内に 「 空弁 」 なるコーナーが出現し、急激な進化を続けており、その種類とバリエーションの豊富さに目を見張りつつ、どれを買おうかと大いに迷う楽しさを噛み締めている今日この頃であるのだが、数多い空弁の中でも必ず買ってしまうのがこれ。



そうです。 
ご存知の方は多いかと存じますが 「 みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司 」です。

本日、その「 みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司 」の みち子さんが、遠く遙々福井県は永平寺町から個展会場にお見えになりました。

高松の個展で、いつもお花をお世話になっている 華道家 竹田豊晴先生 のご友人で、昨日電話でお話し中に突然高松にお越しになる事が( 車で )決定したらしく、この鯖寿司はもれなく付いて来たという次第。


個展会場、竹田先生のお花の前で、右が竹田先生、左がみち子さん。

美術画廊のスタッフの方たちと一緒に、とっても美味しくいただきました。

みち子さんありがとうございました、道中気をつけてお帰りくださいね。

父子展 特別座談会

  • 2008.08.02 Saturday
  • 20:54
今日は父子展特別座談会の為、高松から県立美術館へ移動。

14:00から始まった座談会には、約140名の方が集まってくれました。

 撮影 中村映一郎氏

左は、司会の山陽新聞文化家庭部部長の江見さん、右が元倉敷市立美術館館長で備前焼研究者の上西先生

座談会を聞きに来てくれたお客さんの中には、近県を始め、遠く山形や東京から駆けつけて下さった方もいらっしゃって、祖父や父がとてもたくさんの方々に愛されていたんだという事を、あらためて感じた嬉しい一日でした。

スイカ と 蝉 と 田舎の少年の物語

  • 2008.08.04 Monday
  • 18:24
高松の個展が終わり、今日から窯場に缶詰です。

と、勇んで窯場に出掛けたは良かったものの 熱い! まったく 熱い!。
まぁ、当たり前といえば当たり前なのですが、想像以上の熱さでありまして、う〜ん 大丈夫なのかな ? なのですが、前にも書きました通り、今回は土を全面的に変えて始めての窯なので、気合を入れなおして 炎と格闘 する所存なのであります。

でも、本日はあんまり熱くて 脳みそモワー な状態なので、本日のブログは、昔ホームページに書いたコラムに一部加筆して、アンコール掲載したいと思います。

down

私が子供の頃の夏休みと言えば、母の実家の縁側でおばあちゃんに切り分けて貰ったスイカを食べつつ、果肉と共に口中に侵入してきた種を、庭のそこかしこに ペペッ と撒き散らし、「 来年は、子供のスイカができるといいなー 」 なんて考えたり、家の前の川で魚を釣ったり、盆踊りに行って アイスクリン を買ってもらったり、井田村( 当時住んでいた所です ) には目の前に田圃があり、そのすぐ横を流れる川に、田圃に水を入れる為の足漕ぎ水車が備え付けられておりまして、ある日、それを漕いで遊んでいるうちに上流から流れてきた蛇が、水車の羽の一枚に引っかかり、落としてやろうと わしわし 漕ぐとなおさら引っかかりが深くなり、どんどんこっちに近づいて来ると言うか、水車を昇って来るので、逃げたいのだけれど、水車の回転スピードが早くなり過ぎて自力では降りられなくなっていて、必死で蛇と睨めっこしている間にパニックになり、蛇を落とすつもりだったのに自分が川に落ち、それ以来 蛇恐怖症 になったんだとさ。 

なーんて、一般的なお馬鹿な田舎の少年だった訳ですが、穂浪の家に越してからはスポーツばかりしていたような記憶があります。

で、何年か前の話ですが、真夏に窯焚きをしておりましたら、近所に住む子供たちが 「 おっちゃん 蝉 取らしてくれー 」 とやってまいりまして、駐車場のあたりで歓声を上げながら40分ほどはしゃいで帰ってゆきましたんですが、昔と変わらぬ、麦わら、虫篭を装備した子供たちの蝉取り姿を見ながら、「 イマドキの 田舎少年 はどのくらい賢くなっているんだろうか ? 」 と考えた時、ふっと私の脳裏にイタズラ色の が浮かびまして、早速、窯場近所に生息する大振りな蝉をつかまえて、赤、白、金、銀等のスプレーで着色し、少年達の次回の来訪を待っておったのでございます。

で、次の日。

昨日とおんなじ調子で、「 おっちゃん 蝉取らしてくれー 」 とガキ声張り上げてやってまいりましたので、とりあえず駐車場あたりで遊んでいただいて、帰る頃を見計らって、「 どんなん とれたんなー 」 と声をかけ、自慢げに虫篭を持ち上げ、戦果を報告する子供達に 「 なんなら おめーら白や金がおりやーせんがな 」と水を向けますと 「 そんなん どけーおるんなら ? 」 又は 「 うそじゃろー ? 」 等とスグに食いついてまいりましたので、「 こっちーきてみいー 」 とカラフル 色付蝉達を仕込んでおいた窯場脇の木立の多い場所へと連れて行き 「 あそけーおろーが あれじゃ! 」 と指差すと 「 ほんまじゃー! すげー!! 」 の掛け声と共にイマドキの田舎少年達は、昔のお馬鹿な田舎少年と同じ顔で網を振るい、狂喜乱舞しながら帰って行ったのでした。

そして次の日。

友人達はもとより親、兄弟にまで馬鹿にされた少年達がうらめしそうな顔をして汗をかきかき坂を上って来て、「 おっちゃん うそー ちーたろう 」 と言いますので 「 まー しーか でも たびょーや 」 と おやつのスイカを与え、カラフル蝉の鳴く木立の下でペッペッしながらシャクシャクし、「 来年は、こけー 子供の しーか が出来るかも知れんのー 」 と言うと 「 もう ぜってー だまされんどー 」 「 そうじゃ! そうじゃ! 」と、無残にもあどけない夢を壊された、哀れな イマドキ田舎の少年達 は、少し大人が嫌いになって帰っていったのでありました。 

おしまい。


夏は 鰻だーっ!!

  • 2008.08.06 Wednesday
  • 13:27
窯焚きも中盤に差し掛かってまいりまして、本日はエネルギー充填の為 冬場は このこ や このわた でお世話になっている 備前海産 にお願いして、穂浪産 の鰻を調製してもらいました。

 地物は美味い!

話は変りますが、妻の友人に、婦人画報を退職後作家になった 中島早苗さんという方がいらっしゃいまして、いろいろとされている作家活動の中で、- 自分らしい住まいと暮らし見つけるウェブマガジン - 「 家の時間 」 という HP を立ち上げられましたので、ご興味のある方は御一読を。  

http://www.ienojikan.com/information/

かなり面白くためになるHPでした。

蝉の抜け殻 & ファイヤー!

  • 2008.08.10 Sunday
  • 14:26
夏真っ盛り。
妻の兄弟のお子ちゃま達 ( ようするに従兄妹 ) が集まりプール&ファイヤー。

 驚く様子が楽しい

我が家のギャラリー脇にある庭の木々の葉っぱには蝉の抜け殻が鈴生りです。

こんなのが30くらいある。

窯焚きも終わり、明日から東京は恵比寿のウエスティンホテルのイベントに行ってきま〜す。

我 最愛の クソおやじ

  • 2008.08.13 Wednesday
  • 13:18
昨日から始まったウエスティンホテルのイベントには、たいへん多くの方々がお見えになり、初日ながら大成功の感一杯でありましたんですが、夕方近くになった頃、昨年の新宿高島屋の個展の折ご登場いただいた金工作家の北村先生と、フードライター&写真家の森枝さんがやってこられまして、いまどきの旨いもの話に花が咲き、紆余曲折があったものの、浅草へ 鰻 を喰いに行こうということになったのであります。

 お漬け物で一杯

 ゴーカな肝の串焼き

・・・・・

北村先生&女将さんです

このお店、浅草の 初小川(はつおがわ)というお店で、来週火曜日のぴったんこカンカンに初登場するらしいのですが、まぁー美味いのなんのって これが江戸前のウナギだっ!  こんちくしょーめ! 文句あんなら言ってみろこのヤロー! 的な美味さで、もうー やられちまったぜ!!!! でありまして、あまりにも美味そうで、食べちゃった後に写真を撮り損ねた事に気が付いてしまった 味噌豆 も加え、私の中での The Best of 江戸前鰻の店 に一躍躍り出たのでございます。

で、その後北村先生のアトリエにお邪魔して、B&W のスピーカーでJazz聞きながら、バーボン飲みつつ、四方山話に花が咲き、楽しい夜は更けていったのでありました。

 

娘の旅立ち

  • 2008.08.15 Friday
  • 22:10
昨晩遅く東京から帰宅しまして、今日は、本日から一年間、ロータリークラブの交換留学生として渡米する娘のお見送りに関西空港へ移動。

 妻の妹家族が見送りに来てくれました。

 旅立ちです。

当人が元気に旅立って行ってくれたのは嬉しかったのですが、なんと申し上げていいのやらでありまして、心配だし、寂しいし、応援してるし、頑張れよ! だし、そーとー我慢してたのですが、イミグレーションに消えて行く娘の後ろ姿に、踏ん張りきれずにメソメソしてしまった僕なのでした。

で、その後は関空から東京に移動しまして、明日からは、再びウェスティンのイベントに復帰して、金沢に移動です。

綾ちゃ〜ん!

14時間ばかり早めだけど、毎日エール送ってるから、体に気をつけて頑張ってな〜! 

泣き虫親父より

金沢 ・ 鱒の寿司 ・窯出し ・ 宇治金 の旅

  • 2008.08.21 Thursday
  • 23:45


小松空港から市内に向かうバスの車窓より



帰りの サンダーバード ではモチロン 鱒の寿司

 
  和やかな空気 & 窯の前にて ほり さんとツーショット

僕は不在だったのですが、先日娘が渡米するのに先立ち ほり さんにお好み焼きを食べに行った時、今度の窯出しに かき氷 の出前をお願いしていたらしく、本来はあり得ないのですが、「 当日はお休みなので 」 と 特別に来てくださいました。

てな事で、汗だくだくの窯出しの中窯出し見学におみえだったJRの長谷川支社長を始め、陶芸仲間の家族にも声を掛け、みんな一緒に楽しい かき氷 タイムとなったのであります。

話変わって。

先月の中頃から、県立美術館で開催中の親子展のオープン、窯詰め、高松天満屋での個展、窯焚き、お盆の行事、東京恵比寿はウェスティンホテルのイベント、娘の渡米、再び東京にとって帰して日曜日から金沢展の準備の為金沢に移動、でもってカバンを開く間も無く昨日からの窯出し。
う〜ん。
このクソ暑い中、1日も休まず我ながら良くやったと誉めてあげたいのだが、窯出しが終わって 秋の個展の準備 を終えたら 県立美術館の父子展 が終わり、作品を搬出して、貸してもらったお客さんに返却して、お世話になった関係各位に挨拶回りしてたら今月は終了。  来月初旬から始まる、福山天満屋と金沢大和の個展をすませて、気が付けば9月も下旬か〜。  なんて感じになっちゃいそうな今日この頃ではありますが、みなさんの励ましを受けつつ頑張って乗り切ってゆく所存なのであります。

で、ウェスティンホテルのイベント 「 花伝( はなづたえ ) 」 の模様は、後日 ぼちぼち とご報告の予定ですのでお楽しみに。

撮影会 & バンドネオ ンの演奏会 in 県美

  • 2008.08.22 Friday
  • 21:56
本日は、この秋から始まる (財) 藤原啓記念館の友の会 「 美備倶楽部(仮称)」 の パンフレットに使う映像( 作品、料理、ポートレート )の撮影があり、夕方の5時からは、岡山県立美術館 の父子展会場で、広島市在住の バンドネオン奏者 佐川峯 さんのコンサートが開かれました。

 会場内、父の作品の前で演奏する峰さん。

 演奏終了後のご挨拶。

峯さんと父との出会いはかれこれ30年近く前、タンゴ好きな父が峯さんの演奏に惚れて、当時峯さんが出演していた流川のお店に足繁く通うようになり、各地で開催される父の個展に出張っていただいたり、穂浪の自宅で演奏会を開いてもらったお礼に、峰さんの初CDの制作をお手伝いしたりして仲良くお付き合いさせていただいていました。

演奏中、いろいろな思いが込上げて来るのか、湿っぽい場面も多かったが、御年90歳。

峯さんは健在だ。

由佳 の パンプキンパイ

  • 2008.08.23 Saturday
  • 12:24
次女の由佳子がパンプキンパイを焼いてくれた。

 こんがりクリーミーです

親父とは、嬉しくも悲しいオスなんだな と 思う。


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