祖父の贋作について

  • 2024.03.16 Saturday
  • 06:45

ここのところ祖父の贋作についての問い合わせが増えていて、「そうなのか?」と気になったので検索してみたら・・・

 

なるほど多い

 

普段はそういうの探して検索することは無いから、ちと驚いた

以前から多かった”花入””徳利””ぐい呑み””茶碗”は相変わらずだが、そこに”宝瓶”などの煎茶器や”書”の類が加わって、幅広く展開されているようだ

 

過去には色々な作品や書画の類を我が家に”鑑定依頼”として持ち込んで来て、「違いますね」と言うと、どこがどう違うか教えて欲しいと言うので、形が・土が・陶印が・箱が など指摘してあげると、次から少しづつ修正された物を持ち込んで来るようになった努力型の贋作制作者がいて鑑定をお断りした例もあったが、最近の贋作は”似ても似つかぬ全くの別物”が普通にオークションサイトや街のお店なんかでも販売されているみたいですね

 

 

今朝検索して僕が閲覧したのは4サイトでしたが、サイト内に並列で出品されていた金重陶陽先生や、他の窯業地の物故作家なんかで、僕がみてもこりゃ違うわと思う作品も多かった

 

まぁ、需要と供給のバランスで成り立っている贋作業界だし、騙す騙されないと言うよりは金になればなんでも有りなんだろうな 

 

と言う事で、本物をコレクションされたいとお考えの皆様、お気を付けくださいませ

 

 

#干支の置物「辰」

  • 2023.12.17 Sunday
  • 15:35

来年の干支は辰

 

毎年恒例・お歳暮干支制作第一弾の焼成が終わった

 

来年のモチーフは丸、形は龍珠を三本の指で掴んでいる意匠にしたのだけれど・・・

 

 

 

岡山県民の性なのか?、パッと見ヘンテコな桃に見えてしまう 笑

 

#富吉2022 

  • 2023.11.15 Wednesday
  • 21:33

昨年の秋頃、知人の結婚式に招かれた際に、ワイン醸造家の大岡弘武さんと、大岡さんとのご縁を結んでくれた友人夫婦と同席になり、四方山話ししてる中で昨年の個展で発表した僕の「泥・ing」を、大岡さんの畑の描いてエチケットにすれば楽しいんじゃない?なんて話になり・・・


それからおよそ一年


こんな感じで出来上がりました

 

 
 

和風の着物柄っぽいですが、中々好いのではなかろうか?と自画自賛 笑 

 

有り難いですね 

 

幸せなご縁に感謝します 

 

セラー情報はこちらから↓

http://www.lgcj.jp/

 

#ラ・グランコリーヌ・ジャポン #大岡弘武 

 

 

#岡山県立美術館 特別展 と #赤木曠児郎 先生

  • 2023.03.04 Saturday
  • 14:57

開催期間の残りがあと一週間ほどになったので、未だご覧になっていない方がいらっしゃいましたら是非ご覧いただきたくのUPです

 

 

岡山県立美術館で12日まで開催されている、名古屋市美術館コレクション エコール・ド・パリとメキシコ・ルネサンス

 

https://c.sanyonews.jp/namc2023/ 

 

 

 

で、僕が皆様に是非ご覧いただきたいのは・・・

 

同時期開催中の「岡山の美術展 8」↓

https://okayama-kenbi.info/okayama_syuzouhin20230214/ 

 

赤木曠児郎先生の愛したParis が多数展示されています

 

 

日仏交流150周年特別企画展出品作「Opera Garnier de Paris 」

 

県美の作家案内↓

http://jmapps.ne.jp/okayamakenbi/sakka_det.html?list_count=10&person_id=9

 

 

これは先生がお亡くなりになった折にUPしたブログです↓

http://zikisai.jugem.jp/?eid=1836 

 

Parisで日本人画家として素晴らしい業績を残された赤木先生の作品がこれだけ一同に会する機会はもう無いかもしれないので、その画業を皆さんに感じていただきたく足を運んでくださいますようにと、お願いとご案内でした

 

 

2022天満屋岡山店での個展

  • 2022.12.07 Wednesday
  • 23:59

感染症の影響で1年延期になり4年ぶりの開催となりました今回の個展

 

  

新しくリニューアルされた画廊で初めての個展

 

なんだかお洒落です

 

 

 

お花も沢山いただきました

 

        

 

お花は倉敷のすみれ花店の由紀ちゃんが活けてくれました

 

   

 

 

迎えて初日

 

会場では、午前中開店前よりお昼過ぎまでマスコミ各社の取材でありまして有り難い事でございます

 

 

  

RSK・OHK・TSC 山陽新聞さん、ありがとうございました

 

山陽新聞文化欄掲載記事↓

 

今回の展覧会では、初めての出品となります”備前焼の粘土を溶かして樹脂と合わせ「泥・ing」と名付けた画も出品さしていただきまして・・・ 

 

 

 

 

 

他に、個展のタイトルであります「土ノ聲」は、特異な力強さとエネルギーを神秘的に兼ね備えている備前土を表現したもの

 

 

ー内包された憧憬ー は、須恵・桃山・室町・江戸・明治・祖父・父・私と、それぞれの時代の破片を一つの形の中に閉じ込めることにより、僕から先人達へのオマージュと私の現在の立ち位置を確認するためのオブジェです

 

会期中たくさんの方にご来場いただけると嬉しいです

 

会場のVRを作ってくださいました!↓

https://www.tenmaya.co.jp/okayama/art_vr_archive/art_vr_archive.php?from=2022-12-07&to=2022-12-13 

   

 

#備前焼まつり2022 開催中、ウチのギャラリーでは

  • 2022.10.14 Friday
  • 12:25

今回の備前焼まつりには準備不足?で出店しませんでした ウチの工房 zikisai.com 

 

代わりに?という訳ではありませんが、穂浪のギャラリーを少しまつり仕様にして皆様をお迎えすることにいたしました 

 

 

 

ギャラリーではまつりに合わせて、祖父と父の作品も含めた全作品を2割引で販売

*「備前焼のイコちゃん」のみ、割引対象外です

  ご了承ください

 

 

 

掘り出し物的に1000円〜5000円までの作品も準備いたしました

 

 

 

ついでに福袋も鋭意製作中  

 

合わせまして・・・

 

 

お昼時(11時〜14時くらいかな)には、我が家の名物「スリランカ・カレー」と

 

 

 

地元最強のうどん屋「大森製麺所」のうどんをご用意 

 

 

 

デザートに、美味しやら判らんままに裏山の柿捥いできたりして

 

いや、なんだか楽しい

ウチのギャラリーでのんびりしてくださる皆様の顔浮かべながらこんな準備しております 笑

 

さて我が家の場所ですが、当日はタクシーとかバスの便が不自由かと思われますので、車で祭りにご来場の方でないとチャチャっとはお越しになれないかもしれませんが・・・ 

Navi付いてる方は「藤原啓記念館」もしくは「0869 67 0638」と入力していただければOKかと

 

地図も添付しておきます↓

 

伊部からは車でおよそ7分

 

 

国道250号線を伊部から日生方面に向かうと「藤原啓記念館前」の信号機がありまして、そこを山側に向かって左折し、急な坂道をぐんぐん登ってゆきますと途中二股になっているので右側に進んでください

 

 

 

🅿️マークの場所に車を停めていただいて

 

 

黄色い線に沿って行くとギャラリーです

駐車場からも右手斜め奥に視認できるかと思います

 

という事で、皆様のお越しを楽しみにお待ちしております僕ですが、なにぶん初めての試みなので諸々不手際があるかとは存じますがご寛恕いただけますようお願い申し上げます m(_ _)m  

 

*何かご質問などございます場合は 090 6435 5950 私の携帯電話に直接お問い合わせくださいませ

 

#備前焼まつり2022 (1) 福袋詰めからのパンフレット情報

  • 2022.10.13 Thursday
  • 17:52

本日は週末に行われる備前焼まつりで使用する”福袋”詰め当番

 

 

1万円から5万円まで100袋近い福袋が完成し、皆様のご来場(お持ち帰り)をお待ちしております 

 

で、僕達が袋詰め作業している間にも団体旅行で備前エリアにお越しになった皆様が展示室を見学されておりまして、ありがたいことでございます

 

 

 

まつりの情報はこちらで↓

https://touyuukai.jp/ 

 

そしてこちら

 

やっと本日の午後に刷り上がってまいりましたパンフレットでございます

 

 

 

誰がどこの会場でテント出してるか判るようになっておりますのでチエックしていただきまして、お目当ての作家さんのテントにお出かけください

 

ちなみにウチの工房は出店しておりませんで、今回は穂浪のギャラリーにて皆様をお持ちしております m(_ _)m というご案内は明日の午前中にUPさせいただきます

 

 

#GinzaSix #蔦屋書店 de イベント

  • 2022.09.23 Friday
  • 11:17

9月22日に開催された、銀座蔦屋書店でのトークイベント

 

詳細はこちら↓

https://store.tsite.jp/.../humanities/28724-1046030905.html

 

 

開店の頃、B1Fで行われたイベントに出掛けたことはあったのですが、2Fから上に上がるのは初めて

 

改めてGinza Sixの前に立つと う〜む・・・

谷口さんの建築凄すぎて内部はまるでmuseum

こりゃテナントに入るお店は創り込むの大変だわさ なんて、要らぬ心配しつつ会場へと向かう

 

 

こんな感じで書店のイベントスペースに陳列されておりまして

 

時間まではお隣のStarbucksにて、主催のスタルカ代表で今夜のトークイベントの進行も務めていただく小林眞理さんや書店の担当の方々と打ち合わせ、やってきました夕方6時

 

  

僕自身の職業的公的な場にはなるべくジーンズと決めているので、今回の衣装も”桃太郎ジーンズ”

 

 

で、話をすること一時間半

 

余った?時間で質問をいただいて午後7時半過ぎに終了

 

 

その後、会場にて作品見ながら参加くださった方々とあれこれお話しし

 

 

長女の綾子さんも職場の同僚と参加してくれました

 

お話を聞いてくださった皆様より”楽しかった””面白かった””初めてでしたがよく理解できました””備前焼の見方が変わった”などなど、ポジティブな感想をたくさんいただきまして、真に楽しいひとときでありました

 

ご来場くださったお客様との時間は過ぎるのが早いデスね 

 

企画してくださった眞理さん始め、関係の方々には心より感謝申し上げます

 

有り難うございました

 

 

#中里太郎右衛門 先生 in 広島 #唐津焼

  • 2022.09.19 Monday
  • 21:19

今月初めに福屋さんで個展をしている時に、15日から唐津の太郎右衛門先生やりますのパンフレットが置いてあったので、ずいぶん前になりますがウチの美術館の旅行で九州行った折に同行された二方に「先生来るよ」と話したら、じゃご飯行こう!ってなって迎えた17日

 

こちらは2009年に九州を旅行した際のブログ 

 

柿右衛門さん・今右衛門さん・萬二先生・中島宏先生等訪問先の話題もございまして、五篇に別れているので、ご興味のある方は読んでやってください ↓

http://zikisai.jugem.jp/?eid=453 

http://zikisai.jugem.jp/?eid=454 

http://zikisai.jugem.jp/?eid=455 

http://zikisai.jugem.jp/?eid=456

http://zikisai.jugem.jp/?eid=458

 

先ずは早めに広島入って福屋地下の「みっちゃん」へ

 

  

忙しく働くおばちゃん達を尻目に、焼き手の二人は淡々と仕事をこなします

 

 

注文したのはスペシャル・うどん入り 

 

お店向かいのコーナーには「呉名物メロンパン」のコーナがあったので、先生用のお土産に購入 笑 

 

その後は福屋周辺の施設と店内をのんびり見て回って後、画廊へ

 

14代、にこやかにいらっしゃいました

 

で、本来なら日曜日まで在廊予定だったようですが、台風の影響が厳しそうなので今夜帰宅されるとの事で野物を持って食事会場の「白鷹」さんへ移動

 

 

 

なんとなく先代女将の風格を身に纏って来たような女将さん

お結びも上々デス

 

 

記念のパチリ

 

ゆっくり食事をしながらの楽しいひとときだったのですが、新幹線の時間もあるので食後はいそいそと 

 

駅のコンコースで先生と別れ、3分違いの列車でそれぞれ帰宅の途につきました

 

次回は唐津でやりましょう!と仰っていただき、約一名、すっかりやる気満々なのでした 笑

 

 

#銀座蔦屋書店 (2)

  • 2022.09.18 Sunday
  • 19:40

素晴らしい!  流石編集者デスね

『陶芸の美─至高の名陶を訪ねる』の著者・小林真理さんのFBよりのコピペです

今週以降のイベントなども一覧で判り易く表示されていますので、僕のFBがも一つよくわからんというご意見だった方、こちらをご覧くださいませ 

 

 

ー以下引用ー

 

秋風が心地よい季節も束の間、また台風や洪水などの自然災害に苦しむ長月となってしまいました。心よりお見舞い申し上げます。

過日は丸善日本橋店での出版記念展に、大勢のお客様に駆けつけていただき心より御礼申し上げます。

引き続き開催されております蔦屋 銀座店での出版記念展とトークイベントのお知らせです。

 

【展覧会詳細】

『陶芸の美─至高の名陶を訪ねる』小林真理 著

銀座 蔦屋書店 出版記念展のご案内

 

詳細URLはこちら

https://store.tsite.jp/.../humanities/28801-1557540908.html#

https://store.tsite.jp/.../humanities/28724-1046030905.html

 

会期:2022年 9⽉17⽇(⼟)〜11⽉11⽇(⾦)

◎1期:9⽉17⽇(⼟)〜9⽉30⽇(⾦) 備前つなぐ技 — 藤原啓・雄・和 三世代

◎2期:10⽉1⽇(⼟)〜10⽉14⽇(⾦) 「用の美」を受け継ぐ — 益子焼 濱田窯と島岡製陶所

◎3期:10⽉15⽇(⼟)〜10⽉28⽇(⾦) 有田の愛する「白」 — 井上萬二・康徳・祐希

◎4期:10⽉29⽇(⼟)〜11⽉11⽇(⾦)やきものの国 日本のこれから — 高橋朋子・谷穹・十六世松林豊斎・竹下鹿丸

 

会場:銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前

⼊場:無料

主催:銀座 蔦屋書店

協力|芸術新聞社

お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp

104-0061 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F

銀座 蔦屋書店

 

【トークイベント】

『陶芸の美 ─ 至高の名陶を訪ねる』刊行記念 

2022年9月22日(木) 18:00〜19:30

詳細URLはこちら

https://store.tsite.jp/.../humanities/28771-1327310907.html

『陶芸の美 ─ 至高の名陶を訪ねる』刊行記念トークイベント

 

先着申込受付

申込期間:2022年9月22日(木) 12:00まで

会場:銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE

 

[登壇者]

藤原 和(陶芸家)・小林真理(美術ジャーナリスト)

[イベント開催日時]

会期:2022年9月22日(木)

時間:18:00〜19:30

[開催会場]

会場:銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE

定員:40名 先着お申し込み順

※オンライン配信はございません。

 

[参加条件]

イベントチケット予約・販売サービス「イベントマネージャー」にて、以下のいずれかをご購入いただいたお客様

[イベントのお申込み]

書籍付きイベント参加券 5,000 円(税込 / 書籍+参加券)

イベント参加券のみ 1,700 円(税込 / 参加券)

【お申込み締め切り日時】

 

2022年9月22日(木) 12:00まで

 

▶トークイベントのお申込みはこちら

https://eventmanager-plus.jp/.../493b44ea0070e0abcf320709... 

 

という事で、皆様是非! 笑

 

 

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